■インターンの経験をする前のこと

Q.おぶぶのインターンに出会ったきっかかけは何?

A.インターネットでおぶぶのホームページを見て、茶畑オーナー制度に興味を持ちおぶぶに電話した際、スタッフの竹内かよさんからお話を聴かせていただいたことがきっかけです。

竹内さんとお電話でお話した時に、茶畑オーナーを活用して、地元にいながら、茶農家さんの茶畑とつながりながら、少しずつでもお茶が学べるかもしれないなと思っていたところ、竹内さんから実はちょうど、おぶぶで日本人のインターンを募集しようとしていたところだというお話を聴きました。

 

Q.おぶぶ茶苑のインターンシップに応募したのはなぜ?

A.茶畑で学べる環境を求めていたからです。

茨城から京都は気軽に行き来できる距離ではないとはいえ、 一度も茶畑を見ずに、インターネットや電話でしか連絡がとれない状態で オーナー制度に申し込むのは私には違和感があったことと、当時は5月の茶摘のイベントがあるとのことだったので、オーナー制度とインターンシップのお話を兼ねて、直接おぶぶを訪問し、数日間、おぶぶに滞在しました。
その際の印象がきっかけで応募しました。
印象としては、三つあります。
一つ目は、現地に足を運んだときに、一面が茶畑の環境で豊かな自然環境に魅力を感じたこと。
二つ目は、日常的にいろいろな日本茶と接点を持てる生活環境に、心地よさと快適さを感じたこと。
三つ目は、スタッフの方が親切で、よく笑っていて、職場の雰囲気が和やかであったことです。

 

Q.お茶を学ぶために、茶畑と関われる環境にこだわるのは、なぜ?

A. 実は、5年程前に、地元でお茶教室を探していたのですが、日本茶教室には出会えなかったものの、紅茶教室に出会い、2年ほど紅茶を学んでいました。

ある時、地元の茶農家さんの茶畑で、茶摘みと手作り製茶の体験を通して、 「日本茶・烏龍茶・紅茶は製法の違いで、実は同じ茶樹カメリアシネンシスからできている」ということを知り、お茶のことを知りたいとワクワク感でいっぱいになったことがきっかけで、「実家で消費しているお茶を、そのお茶に合った淹れ方をして、美味しく飲めるようになりたい」という思いをもつようになりました。
それ以来、 「日本茶は、茶畑から製茶を経て、淹れ方まで学べる環境でお茶が学びたい」そう思い続けながら、インターンシップをしています。

 

Q.お茶に興味を持ったきっかかけは何?

A. 実は、私の実家では、30年ほど前に祖父母がお茶を生垣として露地で栽培を始めたことがきっかけで、毎年5月頃になると、茶摘みをして、茶園で製茶をし、出来上がったお茶を自宅で消費しています。

ですので、私にとって、お茶はとても身近な存在でした。
ですが、お茶を学びたいと興味を持ったのは、5年程前です。
日々に余裕がなくなって体力的にも弱っていた頃に、久しぶりに実家に帰って、お茶を飲みました。
その時に、のんびりと過ごせるお茶の時間と、あたたかいお茶が、神経を休め、心身をあたためてくれた体験をして、お茶ってすごいなあ・・・と体感して、美味しいお茶の淹れ方を学びたい!と思ったことがきっかけです。

 

Q.茨城県出身で、なぜ京都の茶畑に来たの?

A. 実は、3年ほど前から、地元で日本茶を学べる環境を探していました。

茨城には、北部に奥久慈・中部に古内・南部に猿島という茶園地域があります。
ですので、茶畑に時々通ったりお手伝いをしながら、お茶を学べる環境があるかもしれないと思い、インターネットや人に尋ねたりして、探していました。
ですが、2011年の東日本大震災の影響、特に風評被害もあって、地元の茶園も、私の実家の茶摘もストップせざるを得ず、 地元の茶園でお茶を学びたいという希望は、保留になっていました。
その後、地元以外も対象にして、インターネット上で、「茶畑」「学ぶ」というキーワードで検索を続けていたところ、今年2013年の4月に京都おぶぶ茶苑と出会い、今、京都でインターンをしています。

 

インターンの経験をする前のこと

Q. どんなことが経験できたと思う?

A.今まで待ちに待った経験。 お茶畑が広がる地域で、お茶を通して人・文化・歴史・環境そして日々の出来事との出会いの数々を経験しました。

自分の身近にいる人に、ありがとうという気持ちが湧き上がってくる体験を何度もしました。
スキルだけではなく、自分を信頼する大切さを日々実感する経験ができました。

・今まで経験したことがない体験(プロジェクト管理

・イベントへの参加・事務作業・ホームページに記事を上げるまでの活動)を通して、必要なPCスキル・スケジュール管理を学べる経験ができたこと。

・日々、仲間と助け合えるありがたさを感じられたこと。

・未経験のことだらけで、今、自分の実力に不足を感じても、最後まで完成させることを通して挑戦する勇気と精神力を得たこと。

 

Q.最も代表的な思い出は何?

A.性別も年齢も国籍も経験もさまざまな人たちとの笑いある日々の生活の全て!

海外インターンとの生活の中で食事をともにしたり、散歩をしたり遊んだりしたこと!

おぶぶのスタッフの人との会話♪
茶源郷まつりを通じて出会った和束人と、信楽の窯元を訪ねたり、ごはんを食べたり、お風呂に行ったり、遊んだりしたこと!

 

Q.最もワクワクしたのは、どんな瞬間?

A. あっきーさんが淹れてくれたお茶を飲んだ時♪

私にとって、いつ飲んでも文句なくあたたかくて、深みのある味。
飲む度に、ホッとして、美味しい♪
とテンションが上がっていました。
同じお茶でも淹れ方によってこんなに味が違うんだ!と毎回驚いていました。

 

Q.快適さを感じたことは、どんなこと?

A.日々の生活環境です。  

・外の景色がきれい! 私の滞在していた部屋は、日当たりのとてもいい 部屋だったので、部屋から見える、のどかな風景 が、とにかく美しい!とにかく気持ちいい! 朝は日の光を浴びて目が覚め、夜は満天の星 空を眺めてうっとりする毎日を送っていました。

・お茶を飲みたくなったら、おぶぶにあるお茶を 好きな種類を選んで、好きなだけ飲んでいいこと!

・時々外食したくなったりお茶のスイーツが食べ たくなったら、近所に、食事やお茶を使ったスイーツ を出している日本茶カフェがあります♪

 

Q.不便さを感じたことは、ある?

A.不便さを感じたことは、 自動車がないと、移動 が不便なことです。

最寄のコンビニと、ほうじ茶ゼリーのある日本茶カ フェが、おぶぶから徒歩30分程度かかります。

スタッフの方が車を出してくれることもありますが、 何十分も散歩する習慣がない方は、徒歩に不便さ を感じることもあるかもしれません。
私の場合は、一 緒に住んでいる海外の人と散歩する途中で立ち寄 るようにすることで、徒歩ストレスを軽減していました。

 

インターンシップを終えた後の・・・現在のこと

Q.滞在期間に関して、どう感じてる?

A.私の場合は、当初は1ヶ月滞在の予定でした。

でも、1ヶ月終えた時点できっかけがあり、2ヶ月滞在となり・・・そして、2ヶ月を終えた時点で、まだこれからやりたいこと学びたいことがあるという強い思いから、3ヶ月目の滞在をしています。
1ヶ月間だとあっという間に時が過ぎ、できることがほんの少しに限られてしまうかもしれません。
せっかくインターンで実践的にスキルを学んだりお茶のことを知りたいなら、できれば2ヶ月以上滞在した方が、より多くの経験ができ、今より成長した自分に出会えるかもしれません。
少なくとも、私はそうでした。

 

Q. 今は何をしてる?

A. おぶぶでインターンをしながら、今後「お茶を通してできる活動」としてやりたいことを具現化するための準備をしています!

 

Q.おぶぶでのインターンで経験したことが活きてるなと実感するのは、どんな時?

A.発想を具現化しようとした時。

 

Q. おぶぶのインターンを通して、どんなことが得られた?

A. お茶好きと和束町を通じてできた仲間とのかけがいのない日々。

そして、新しい自分の姿。
以前の自分と比べて、 スキルとしては、マインドマップが使えるようになったり、ホームページに記事を掲載するための工程やステップが明確になりました。
その他の面では、できないことを怖がって妥協しなくなってきたと感じる時があって、記事作成などその手段を使って自己表現しようとしている自分に驚いている時があります。

 

Q.もし、またインターンをするとしたら、今度はどんなことをしてみたい?

A. 季節が合えば、茶畑作業で、茶刈り、肥料をまいたり、植林したり、草抜きをしたり、製茶の現場に行ったり・・・いろいろ体験してみたいです。

そしてその体験をブログでアップする作業を何度も繰り返す活動を通して、新しいスキルを身につけたい、すでにあるスキルを磨きたい、少しずつでも伝え方を上達させたい。 もっと具体的に、もっと楽しく、記事を作れるようになりたい! そのためのスキルを学びたいです。