メルマガバックナンバー【おぶぶNEWS】

『開墾2』vol_38










売れてマス!冬においしい水出し煎茶


Vol.38 2004年 12月 27日発行


おぶぶ.com













どうも!



クリスマスも過ぎて、いよいよ今年もおしまいですね。

2004年の漢字は『災』とのことで、台風や地震など

大変なことが多い年でした。



皆様にとって今年はどんな年でしたか?



僕たちにとって、今年はおぶぶ.comを立ち上げ、

こうして皆様と出会えたことは、

とっても大きく、ハッピーな出来事でした♪



それでは、

いよいよ今年最後の【おぶぶNEWS】といってみましょう!




竹を山積みにして茶畑を疾走する軽トラ









開墾2









赤く囲んだところが、今回開墾する場所。黄色丸は竹を積んだ軽トラと中村さん。

右手前に見えるのは、去年植えたばかりのお茶の苗。








来年の春に向けて、進めている新しい茶畑作りですが、

今回は、暗きょが完成し、天地返しも終了しました。

        前回の模様はコチラ(vol36 開墾 12/14発行)



が、しかーし、実は問題が発生してしまったのです!



その問題とは・・・といきたいんですが、とりあえず

状況を説明しないと、「なにが問題なのか?」が

分からないと思いますので、

いつもながら、セツメイといってみましょう♪


天地返しをおこなうユンボ

運転手は近所の農家の西山ひさかずさん










竹を敷きつめる前の暗きょ

黒い管は、塩ビの繊維でできている
今回の作業は、暗きょ作りの続きと、天地返しです。



暗きょ(あんきょ)とは、「排水やかんがいために

地下に設けた溝」(辞書より)のことで、

茶畑の地下には、排水のための暗きょを作るのです。



なので、茶の木を植える前に、茶畑の中央に溝を掘り、

暗きょをつくります。



掘った溝には、塩化ビニルの繊維でできた管を入れます。



写真の黒い管が、その塩ビの管なのですが、

こいつがなかなかスグレモノです。



繊維でできている管なので、

地上に放置しておいても中に水がたまらず、

地中に敷設すると、管のどこからでも水を管の中に

集めることができるのです。








塩ビの管を敷設したら、その周りに

竹をめいっぱい敷きつめます。



(この竹は、近所の方の竹林からもらったものです。)



竹を周りに敷きつめる理由は、塩ビの管の中に

土が入って詰まってしまうのを防ぐためです。



竹を敷きつめ終わったら、上から土をかけて埋め戻します。



これで暗きょは完成です。



働き者のワイルドマン脇田サン

乾燥しているとはいえケッコウ重い。










本管の周りに竹を敷きつめる

竹の上には、空の肥料袋を敷き、埋め戻す
そして、次に「天地返し」です。



この作業は、茶畑にする土地を1mくらいの深さで

掘り返して、土をゆるめる作業のことです。



普通の畑でも春になったら土を耕すように

苗を植える前に茶畑を耕すようなもんです。



といっても、畑を耕すより、もっと大胆に豪快にやるので

大型のユンボを使って、表面に生えた雑草ごと

がんがん掘り返してゆきます。


さぁて、暗きょ作りと天地返しのセツメイは、

これで終わりです。



それでは、いよいよ冒頭の問題に戻ってみましょう。


暗きょを掘っているときから、懸念されていたのですが、

天地返しを行なって、その問題は、はっきりしました。








その問題とは、この畑の土質は、粘土質が多すぎ、

「このままお茶の苗を植えるには適さない」という

問題です。



お茶の木は、ある程度水はけのよい地質を好みます。



なので、このまま来年の春に苗を植えると、

あまりよくないと判断しました。



とりあえず、来年一年は、このままにしておいて、

暗きょの排水などにより、どのくらい地質が変化するか

様子をみることになりました。



この場所が茶畑として生まれ変わるには、

早くとも4~5年必要でしたが、

さらにもう一年土を乾燥させる時間が必要になりました。



なんとも気の長い話ですよね。

(まぁこれくらいは、けっこう普通の話なんですけどね。)


天地返しの結果、

粘土質が多すぎることが判明。


このままでは、新たに苗を植えられないので

来年一年は、土を乾燥させることになった。







今月のおぶぶなプレゼント!










現金一万円をお一人様に



冬に美味しい「水出し煎茶」を三名様に





今月のおぶぶなプレゼント!
は、





冬に美味しい

水出し煎茶


※お湯でも当然おいしいですよ。



冬に美味しい「水出し煎茶」を三名様と





現金1万円を一名様に




どど~ん♪とプレゼント!

締め切りは、12/31(金)
マデです♪











今回も、ばば~んとプレゼントいたしますので、ふるってご応募くださいね!!


プレゼントのお申し込みはこちら↓から

http://www.obubu.com/present/present.htm

※前回のプレゼントの当選者発表は、このメールの一番最後にあります。








■お客様の声








どうも~!

お客様の声のコーナーですよ~♪



さ~て、今回は、熱烈なメルマガ読者であるR.Iさまからのメールです。














はじめまして。

株式会社サムタイムのR.Iと申します。

弊社は食品の企画と通販の会社です。



以前から貴社の「おぶぶNEWS」を

楽しく読ませていただいています。
ありがとうございます。



毎号読ませていただいて、

メルマガの内容がユニークで濃いなあとつくづく感心します。

松本裕和様の知識や教養の高さがにじみ出ています。



また、継続してこのようなすばらしいメルマガを発行されるには日々、

相当な努力と、研究を積み重ねておられるのでしょう。



一番大事なんだろうと思いますが、

読者との交流の深さも感じとれます。



本当にうらやましい限りです。

松本裕和様のようにメルマガを書けるよう
になるのかなあと心配になってきました。



このすばらしい松本裕和様のメルマガを、

わたしのメルマガで紹介させていただきたいのです。



初心者が、しかもまだ創刊前で、

あまりにもあつかましいとは思いましたが、

ぜひぜひお願いします。


わたしのメルマガはこのようなものです。



百聞より一食!手作り職人の味・試食会通信



内容は、月に2~3回、全国こだわりの味の試食会と通販です。



商品は、百貨店、スーパーなどでは見かけない、

数量限定の手作り食品。



それを、試食会を通じて、職人の想い、商品のうんちく、

消費者の本音、疑問、感想などの情報を公開していきます。



■一方的に勝手なお願いで申しわけありません。

また、最後までお読みいただき本当にありがとうございました。



なにぶんにもインターネットは初心者のわたしです。

どうかご理解、ご指導のほどよろしくお願い申しあげます。


「なんちゅう、ベタ褒めなメールなんやろか」と思いつつ、

気持ちよくなっていたのですが、最後まで読んで

相互広告の依頼だったとは、びっくりしました。



あやうく褒めごろされるところでした♪



思わず気持ちよくなってしまいましたが、

ちなみにメルマガは、ヒロが一人で書いてるわけではありません。


そして、「ヒロに、にじみ出るほど知識や教養があるのか?」と

訊かれると、これまたアヤシイところなんですな、コレが(笑)。



そんなハナシは置いといて、

うちの商品も 「百聞より一食!手作り職人の味・試食会通信」で

取上げていただける(?)とのことですので、

僕もとりあえず個人的に読者登録してみました。



僕たちもこの一年、【おぶぶNEWS】やネットショップを通して

多くの方と新しく知り合うことができました。



R.Iさまもメルマガを通してきっとたくさんの方と

お知り合いになるのでしょうね!



僕たちもはじめは恐る恐るでしたが、

気持ちがあれば、何だってできますよ♪

応援してます!



てな感じで、楽しい宣伝広告なんかもOKですので、

ガンガンお便りくださいね~♪


ご意見・ご感想は、コチラまで↓

info@obubu.com










■ぶぶづけ食べや~♪












ヒゲを剃ったワイルドマン脇田サン

かんなり男前に撮れてると思いません♪
実際に畑を開くところから、お茶ができるまでを

おぶぶNEWSの長期シリーズモノにしようと

思っていました。



しかし、いきなり1年間乾燥の時間という

変化の少ない展開になってしまいました。



(さすがに、月一回ペースで土の乾燥の状況を

お伝えしても面白くないですよね?)



自然相手の商売なので、

なかなか思ったふうにはいきませんね。



さぁて、『開墾』に代わる

来年からの新シリーズを考えないと♪










ご意見ご感想お待ちしております。



お茶作りに命をかけたおかげで、

パソコンには詳しくない人たちの集まりとなってしまいました。



つたない対応しかできない部分もででくると思いますが、

なにとぞ、あたたかなまなざしで見守ってやってください。























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■配信停止

配信停止をご希望される方は、以下のページよりお願いいたします。



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上記でうまくいかない場合は、このメールの本文に

「配信停止希望」とご記入の上、ご返信ください。(news@obubu.com宛となります)

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・発行元:農事組合法人 百姓王国

・発行責任者:あっきーこと喜多章浩(きたあきひろ)


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