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バルセロナの料理教室にて「抹茶のワークショップ」

この日は、1年前に日本茶に特化したティーラバーズプロジェクトをここバルセロナで立ち上げた二人の若者、マテオとアレクサドラが主催してくれた、抹茶ワークショップ。

ティーラバーズプロジェクトのホームページ
Tea Lovers project

マテオは、忍術五段で、何度か日本にも来たことがあり、その日本好きが高じて、日本茶専門の「さやけし」をオープンするに至りました。

現在「さやけし」では、近くのカフェなどにおぶぶの抹茶などをおろしてくれたり、しています。

「さやけし」の茶葉を使った抹茶ラテとほうじ茶ラテ。

会場は、バルセロナ凱旋門から徒歩1分にある料理教室「フードメーカー」。

フードメーカーのホームページ
Food Maker

さすが料理教室だけあって、調理やプレゼンテーションの施設はとても充実していました。
(実は、この日のために抹茶のロールケーキを、このフードメーカーで学ぶ学生さんが作ってくれていたのです。ありがとうございます!!しかもうまかった!)

この日は抹茶に特化したワークショップ。

だから、抹茶のお点前披露、参加者ご自身に抹茶を点ててもらう体験、抹茶スイーツと抹茶づくしでした♪

なかでもこれは初めて♪と驚きの声があがったお茶が、「つぐみ」

「つぐみ」は、抹茶の原料である碾茶(てんちゃ)から、抹茶を作る際により分けて出てくる茎や葉脈を集めた茶葉(いわゆる茎茶の一種)。

抹茶の原料が碾茶(てんちゃ)という茶葉であることは少しずつ知られてきたかな(でもマイナーですよね。。。)と思っているのですが、碾茶から抹茶を作る最初の工程が、碾茶の茶葉から、茎を選り分けるだけでなく、茶葉の中の葉脈まで選り分けるというのは、ほとんど知られていないんじゃないかなって思うのです。

そのより分けた茎や葉脈を丹念に焙煎して作ったほうじ茶が「つぐみ」なのです。

通常のほうじ茶に比べて、色は薄いのですが、香りが芳醇で、甘みが強いのが特徴です。

最近の抹茶の人気により、碾茶の茎と葉脈も結構量が出るようになってきたため(今までは秘蔵のお茶でした!)、今年のはじめに発売開始。

発売開始より、国内外ともに人気が少しずつ上がってきてます!(お値段もリーズナブルですしね。)

つぐみの紹介ホームページ
香ばしく苦みのないすっきりとした後味の茎茶ほうじ加工「つぐみ」

新鮮な驚きを得られた「つぐみ」とともに、ここバルセロナでも、シモナのお点前披露(抹茶のティーセレモニーのデモンストレーション)は大人気でした!

スペインの人たちは本当にわかりやすく反応してくださるので、抹茶を点てる体験では、みんな本当に楽しそう。

また通訳には、日本の文化や歴史を大学で研究しているイザエルさん。
こういう方が通訳してくださると文化や歴史のバックグラウンドも含めて通訳してくれるので伝わることの深さが違います。

という感じであっという間の2時間のワークショップ。

マテオ、アレクサンドラ、フードメーカーのスタッフの方々、そして集まってくださった皆さん、本当にありがとうございました。

そして、さやけしの若い二人の始まったばかりの冒険が、これからどんな展開になってゆくのか、本当に楽しみです。

この日ここから日本茶の魅力がさらに世界に広がっていくことがとてもうれしいです。

本当にありがとうございました。

一期一会

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会場と周辺のようす





抹茶ワークショップのようす




















さやけしのお茶(つまりおぶぶのお茶!)で作ったほうじチャイと抹茶ラテがバルセロナで飲めるお店