この日は、オックスフォード大学の一つであるセントピーターズカレッジにて日本茶のワークショップ(1日で3回も!!)開催しました。
オックスフォード大学をはじめとするイギリスの大学(ユニバーシティ)は通常、カレッジと呼ばれる個々の大学(カレッジ)が集まって構成されています。オックスフォード大学の場合、38のカレッジがあり、この日はその中のひとつ、セントピーターズカレッジにて開催いたしました。(ちなみに昨年はオリエルカレッジでした。)
▼昨年のオリエルカレッジでのワークショップのようす
【日本茶を世界へ】「茶会 in オックスフォード大学」 欧州遠征2014イギリス編
昨年、オックスフォード大学では、1日で2回(煎茶ワークショップを1回と日本茶セミナーを1回)開催したのですが、昨年の参加者の方の関心が非常に高かったので、今回はさらに増えて3回!
ということで今年は、抹茶ワークショップ2回と日本茶セミナーを1回開催しました。1回あたり2時間ちょっとですから、一日3回合計6時間以上というのは、40歳を超えたオッサンには、なかなかにハードですよね。笑
昨年に引き続き、今年もお茶会を主催してくれたのは、オックスフォードに住むアキパンクチュアリスト(鍼灸師)でもあるジェームス。
ジェームスと知り合ったのは3年前。初めてのおぶぶユーロツアーのまさに初日、ロンドン日本財団での日本茶セミナーに参加してくれたのがきっかけでした。
ジェームスは昨年より「CHAYOU(ちゃゆう)」という、日本茶と中国茶をオックスフォードで楽しむプロジェクトも開始し、今回もCHAYOU(ちゃゆう)にて、おぶぶのお茶イベントを招待してくれました。
▼ジェームスさんのオックスフォードでのお茶の普及活動がわかる
CHAYOU(ちゃゆう)のホームページ
つまり、ジェームスらによるオックスフォードでの年間を通したお茶の普及活動の一環として開催してくれているので、今回のおぶぶイベントはさらにパワーアップしたのでした!
実をいうと、今回の抹茶ワークショップは、今年から始めた新しいメニューでした。(プレゼンテーションは関空を飛び立った後に完成したのでした。汗)
その内容は、抹茶の歴史、生産と製茶方法を学び、シモナによる抹茶のお点前の披露、参加者ご自身に抹茶を点ててもらい、最後には抹茶ラテもテイスティングできるという濃密な内容。
また今回、スコットランドからのインターン生ケイリーが制作した碾茶(てんちゃ)工場のムービーも実践配備されました!
▼わずか1分で、碾茶工場での工程のスッキリ紹介してくれています!
碾茶(てんちゃ)工場での碾茶製造のムービー
※碾茶とは、抹茶の原料で、石臼で挽く前の茶葉のことです。
オックスフォード大学の場合、特にそうなのかもしれませんが、日本茶に対して、単なる飲み物としてだけでなく、文化的、哲学的な背景を学びたいと考えている人が非常に多いように感じます。
特に抹茶ワークショップではそのことを強く感じました。
今年で2年目になるオックスフォードでのお茶会。
年々強くなる手応えは、感無量ですね。
参加してくださった皆さん、そして開催にあたり会場の手配、イベント周知、当日使う水の手配までしてくれたジェームス、本当にありがとうございました!
この日ここから日本茶の魅力がさらに世界に広がっていくことがとても楽しみです。
本当にありがとうございました。
一期一会
「日本茶を世界へ!」~ただいま日本茶普及のヨーロッパ・ツアー敢行中!
オックスフォードの町並み
抹茶のワークショップ1回目(10:00~12:00)
抹茶のワークショップ2回目(14:00~16:00)
日本茶セミナー(18:00~20:00)
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