この日は、ふたたびコッツウォルズに舞い戻り、美しい庭園にて小さなお茶会を開催しました。
それにしてもコッツウォルズの町並みは古く美しいのです。ここコッツウォルズは、400年以上むかし、ここで採れた羊毛の品質がヨーロッパ中で高い評価を受けたそうです。そのため田舎にもかかわらず、家々が重厚な石造りで建てることができ、それが今も大切に残されているのです(小川にかかる石橋とかもso cute!)現在コッツウォルズでは、観光だけでなく、オーガニックフードの生産もさかんなのだそうです。
イギリスにいて強く感じるのは、古い町並み(というか個々の古い家そのもの)をとても大事にしているということです。コッツウォルズは400年以上の家々を守り続けていますが、今回のホストファミリーであるディビッドさんのお宅も70年以上むかしに建てられたものでした。(70年でも「新しい」ってみんな言うんですよ!!)
イギリスの古くて美しい町並みを見るたびに思うのは、なぜ日本では古い家(そして町並み)が大事にされないのかということです。
これは推測でしかありませんが、日本で古い建物が大事されない理由は、きっと「天井が低い」のが原因だと思うのです。
イギリスをはじめ、ヨーロッパの建物は総じて天井が高いのです。天井が高いとリフォームをする際にも自由度が上がります。(もちろん日本は地震が多いのも理由だと思うのですが、天井が高ければ、リフォーム時の補強も可能だと思うのです。)
と話がすっかり横道にそれてしまいましたが、この古くて美しいコッツウォルズの愛らしい庭園「ザ・アビー・ハウスガーデン」でこの日は「小さなお茶会」を開催しました。(池にはまるまるとした錦鯉が何匹も!)
錦鯉も泳ぐザ・アビー・ハウスガーデンのホームページ
Abbey House Gardens
この日のゲストには、コッツウォルズライフという地元の情報誌の記者とカメラマンの方もおられました。
(ちなみにこの雑誌にコッツウォルズでのお茶会の案内も出してもらいました。)
こちらがコッツウォルズライフのホームページ。
cotswold life
ちなみに今回のお茶会は、少人数でしたので、来てくださった方とも結構お話ができました。
オックスフォードで在住の佐賀県出身の方も来られ、佐賀県嬉野にある和紅茶の専門店「くれは」さんの話でも盛り上がりました。(こういう話ができるのが小さなお茶会の魅力ですよね。)
またこの日のお茶会の終わり間際に、ロンドンから電車で2時間ほどのレスターでティーハウスを営むアンナさんも来てくださいました。
アンナさんのティーハウスには、日本の茶室もあり、またお茶の木も2鉢育ててはります。(イギリスでもお茶の木が育つんですよ!!)
アンナさんのティーハウスのホームページ
old brickyard tea garden
※ちなみにアンナさんが持ってきてくださったイギリスで育つお茶の木の写真もこのページの最後にアップしたので見てみてくださいね。
ということで、愛らしい庭園で、なんだかんだで盛りだくさんのお茶会でした。
お茶会を企画してくださったデイビッドさん、そして奥様のゆりさん、来てくださった皆さま、本当にありがとうございました。
この日の取材が記事になることをとても楽しみにしております。
この日ここから日本茶の魅力がさらに世界に広がっていくことがとても楽しみです。
本当にありがとうございました。
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会場と周辺のようす
小さなお茶会のようす
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