今日は天気が良くって、お庭周りの掃除をしていたら、春見つけちゃいましたっ
この花は、
おそらく皆様も見かけられた事があるかと思いますが、けっこうどこにでも生えている、
小さな花が群生する可愛いらしい植物です。
今までこの花の名前を意識した事はなかったのですが、
なんて名前の花なんだろうと
調べてみると「オオイヌノフグリ」。
う、うむー?!
これって「大犬のキン●マ」ってことですよね…。
この花の名前を決めた人は、
なんかトラウマになるような思い出でも、この花にあるんだろうか? って思っちゃいますね。
なんでこんな名前になったん?なんで?なんでっ?
と思わず気になりさらに調べましたら、
この花の名前の由来は、在来種「イヌノフグリ」からのものだそうです。
この「イヌノフグリ」の果実の形が雄犬の「フグリ」つまり陰嚢に似ていることからの命名。
そして「オオイヌノフグリ」は、「イヌノフグリ」に似ていてより大きいからとの命名だそうです。
しかし「オオイヌノフグリ」の果実はハート型だったりするそうです。
たしかに「イヌノフグリ 果実」で画像検索したら、産毛の生えてる可愛らしい二つの丸っこいのなのですが、
もうちょっとなんとか、その可憐で清楚な花からイメージした名前にしても良かったんちゃいますのっ
と思っちゃったりします。
いったい誰の命名やねんっ
とさらに調べてみたところ
「牧野富太郎」さんの命名だそうです。
そして
この人は、とってもすごい人でした。
なんと日本の植物学の父と言われている人で、
誕生日4月24日が植物学の日に制定されています。
牧野富太郎さんは「イヌノフグリ」の他にも2500種も新種・変種を発見、命名したそうです。
どんな名前にしたのかすごく気になるところですね。
牧野富太郎さんは、なんと小学校中退だそうです。
しかし65歳の時に東京帝国大学から、理学博士の学位を得られました。その頃発見した新種の笹に、奥さんの名前を付けたりされてます。
ロマンチックなところも、あったんですね。先生!
そんな「イヌノフグリ 」なのですが、
環境省レッドデータブックで絶滅危惧種Ⅱ類
に指定されていたりします。
「オオイヌノフグリ」にその生息地を奪われたり、人間の開発行為などにより、大幅に数を減らしているみたいです。
どこの世界でも、在来種が生き残ることは、なかなか難しいことなんだなと思い、お茶の在来種も大切に守って行きたいなと思いました。
おぶぶ茶苑では、お茶の在来種を茶畑からつくり、ノンブレンドでお届けしております。
ぜひご一緒にお茶の在来種を愛でながら、大切に守る活動にご参加ください。
皆様と一緒に楽しく、美味しくそんな活動が出来ましたら、すごく嬉しいです。
そんな「イヌノフグリ」におもいをはせながら、
このお茶をどうぞ
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