この日は、バルセロナの郊外にあるカステルデフェルスにある、バリスタを養成するコーヒーの学校にて、日本茶のセミナーを開催しました。
このコーヒーアカデミーは、昨日イベントをさせていただいたカフェと同じ会社が運営する学校です。
その会社は、コーヒー豆をアフリカや南米からの直輸入もしています。
(最近のはやりのシングルオリジンのスペシャリティコーヒーですね。)
そしてその会社は、コーヒー豆を農園から直輸入し、バリスタを養成する学校も運営し、カフェも運営しています。
こういう垂直統合的なスタイルは、複雑きわまりないグローバルな食品流通に対するアンチテーゼですよね。
そしてこの日は、ヒデンカフェの教育部門である、IEcafe(インスティチュート・エスパニョール・デ・カフェ)にて、
日本茶のセミナーをさせていただきました。
このIEcafeは年間400人以上のコーヒーのスペシャリスト(バリスタやロースターなど)を養成するアカデミーです。
この日はそこで日本茶全般に関するお話をさせていただきました。
コーヒーの世界では、バリスタをはじめとするコーヒーを愛する人がなるべき職業があるのがはすばらしいですよね。
お茶の世界でもそのような職業(たとえばティーソムリエのような)を確立してゆくのは、大切なことのように思います。
(日本の場合は、お茶はタダという意識が強いので、さらに難しいですが。)
IEcadfeでの日本茶セミナーを企画してくださった、マテオさん、カルロスさん、そして集まってくださった皆さま、本当にありがとうございます。
この記事を書いたおぶぶメンバー-Author Profile
- シングルオリジンの荒茶(あらちゃ)の魅力、そして喜多をはじめ茶産地・和束に生き、茶に命をかける人々の情熱に感激し、おぶぶの立ち上げより参画。
まだ世界に知られていない、日本茶の魅力を世界に伝えるべく、文字どおり世界じゅうを駆けめぐる多忙な日々を送る。
おぶぶの伝道師。日本茶インストラクター第7期。1974年、奈良出身。
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