今週の農作業 育成幼木茶畑の補植 【京都 宇治茶 和束町】
この茶畑は、元々あった茶樹を抜き、お茶の苗を一から植え直した茶畑なのです。
ほとんどのお茶の苗は良い感じに育ってくれているのですが、一部のお茶の苗だけが上手く育たなくて欠けてしまっていたりするのです。
その欠けてしまった場所に、お茶の苗を再度植えるのですが、この農作業を「補植」といいます。
所々なので補植し忘れないようアッキーが目印として白い棒を刺していたりするのです。
お茶の樹の成育の関係上、春のこのタイミングが補植シーズンなので、忘れると1年ほど遅れてしまうのです。緊張感ありますねっ
「改植」とは、元々あった茶樹を抜いてお茶の苗を植え直しすることをいいます。
自然相手なので、どうしても全部のお茶の苗が活着(根付いて育つ)してくれるわけではなかったりなのです。
苗を植えます。
この茶樹の品種は「ごこう」です。
遮光棚を作った茶畑なので、玉露にしたい予定です。
丁寧に根付いてくれるように植えます。この時のアッキーはものすごく細かいことを指示してきます。
穴の大きさや深さ、苗の持ち方や穴への入れた時の根の広がり方や状態、土の被せ方や土の抑えかたなどなど…
こだわりがスゴイです。それだけお茶の苗を植えることは、簡単そうで難しいことなんでしょうね〜
みんなに負けないように頑張ってね〜
ちなみに雨は降ってないのですが、アッキーはカッパ上下になっていたりします。
以外とアッキーは寒がりで、寒いとカッパを着だします。
丁寧に土が流れないよう、しっかり染み込むように時間を掛けてお水をあげています。
そして水をあげた後に、藁をお茶の苗のまわりに敷き、乾燥や暑さ寒さから守ってあげれるようにします。
お茶の苗を植えるときに、藁の上に座ったら、結構暖かかったりします。
この藁もご近所のお米を作っておられる農家さんや、しめ縄を作っておられる方から、アッキーがもらって来ていたりします。
だいたい6年ほどで、植えたお茶の苗は成園になります。その間、すごく手間も時間もかかります。
そう思うとすごいですね。日本にも世界にもたくさん茶畑がありますが、こうやって手間と時間をかけて育てていただいたいるんだなぁと思いました。
ありがとうございます。
そんな今週の農作業におもいをはせながら、このお茶をどうぞ
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一瞬一瞬を楽しみ、
シアワセと感動を皆さまと分かち合えたらいいなと思っています。和束でお会い出来たら嬉しいです。
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プチサバイバー目指してます!
京都おぶぶ茶苑の創業者の一人。日本茶インストラクター第一期(01-0241)
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