合宿の最終日は、ちょうど金胎寺のお祭りの日。この日は、朝の境内の散歩からはじまり、他ではなかなか見ることができない、真言宗の修行寺であるお祭りを見ることができました。
早朝の境内散歩 ~山頂より琵琶湖をのぞむ~
お寺の鐘を鳴らす。
AM5:30。
この日もお寺の鐘で起床。
木立の間から顔を出す朝の陽光
AM6:00。
お寺の境内を散歩。
その昔、伏見天皇や後醍醐天皇も逗留した、金胎寺は、往時には33町部もの広さがあり、お寺というより、山そのものという広大なお寺でした。
いまでこそ、うっすらとした面影を残すばかりですが、この日はよく晴れていて、山頂からは遠く琵琶湖が見下ろすこともできました。
朝のヨガ・ワークショップ
前屈。あくまでできる範囲で…。
AM7:00
この日は、朝からハード目のワークショップ。
激しく動いたあとの少し長めの瞑想が心地いい。
朝食 ~茶がゆ~
金胎寺の朝は、茶がゆ。
AM9:30、朝食。
修行中の朝食は、やはり茶がゆ。
消化がよくて、動いた直後でもすんなりとおなかに入ってくる。
大般若経転読 ~お茶供養祭りより~
赤い傘、山吹の袈裟、山伏の黒い頭襟
AM10:30
この日のメインイベントの一つ、大般若経転読(だいはんにゃきょうてんどく)。
「大般若経」とは、全600巻あるといわれる非常に長いお経で、そのエッセンスを集めたものが「般若心経」といわれています。
黄色の僧侶が広げる黄色い経典が
全600巻の「大般若経」
この日行われた「大般若経転読」は、一年に一度だけ、この「大般若経」を読むというもの。
しかしながら、あまりに長いためにお坊さん6人がかりで、経典を順に取り出して、一気に転読するというもの。
その光景は、今までに見たことがないダイナミックなものでした。
昼食 ~ささげ弁当~
ささげ豆で作ったお赤飯。
この日のお昼は、ささげ弁当。
小豆にも似た、ささげ豆を使ったお赤飯を、大正6年に作られたという木のお弁当箱で味わいました。
護摩焚き ~お茶供養祭りより~
移動のようす。赤い傘が印象的
PM13:00
この日のもう一つのメインイベント、護摩焚き(ごまたき)。
金胎寺のある、京都・和束(わづか)は、日本でも有数のお茶の産地。
そのため、この日の護摩焚きには、護摩木として、お茶の老木が使われます。
護摩の炎の向こうに見える住職 |
居並ぶ山伏 |
投げられた餅に手を伸ばす人々
勇壮な護摩焚きのあとは、餅まき。
餅だけでなく、お菓子も一緒に参加者に投げ配られました。
木立に差し込む陽光が美しい。 |
金胎寺からのながめ |
本堂の前に集まった人々 |
おぶぶのお茶の販売も |
エンディング・パーティー
タイ先生の最後のクラス
PM3:00
そして、今回のリトリートのクライマックス、エンディング・パーティー。
その最後にふさわしく、タイ先生とダンカン先生が、最後の教えを施してくれました。
そして、ダンカン先生
ダンカン先生、タイ先生、そしてスティーブ・オダさん、お寺のお世話してくださった方々、そして参加者のみんなで作り上げたリトリート。
お寺の静寂と澄みきった空気のなかでの3日間。
参加された皆さんは、いかがでしたでしょうか?
参加者全員での瞑想
僕たちにとっても初めてのリトリート。
つたない部分もありましたが、たくさんの発見がありました。
このリトリートがみんなにとって、これからの糧になれば、これほどうれしいことはありません。
ご参加くださった皆さま、タイ先生、ダンカン先生、オダさん、お寺の皆様。
本当にありがとうございました!!
ご参加くださった皆さま、タイ先生、ダンカン先生、オダさん、お寺の皆様。
本当にありがとうございました!!
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