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茶香服Chakabukiやってみたっ【京都 宇治茶 和束町】


おぶぶ茶苑のインターン生Programで、週に一度tea loungeというお茶にかかわるexperienceの授業があります。

今週は茶香服(ちゃかぶき)という利き酒と同じような、お茶を当てるゲーム(遊び)をしました。


ちゃかぶきは、茶歌舞伎や茶香服とも書きますが、闘茶とも言います。

実はすごく長い歴史(1000年以上?)がある遊びで、
中国、宋の時代に、抹茶の産地や
お茶をたてるのに使った水の種類を
判別し勝負する遊びから始まったとされています。

今回は、5種3煎法、皆点(満点)合計15点で勝負!

インターン生たちも、視覚・嗅覚・味覚をフルに使って5種類のお茶の特徴をつかみ、どのお茶が出されたのかを判別していきます。


この遊びは日本でも、鎌倉時代末期に、
茶の栽培や製造方法と一緒に宋から日本に伝えられたそうです。

当時、お茶は公家や上流武家しか飲まれておらず、茶かぶきも、香合わせや貝合わせなどと同様に、大変優雅な遊びとして大流行!

これが広く普及し、だんだん勝負が過熱!
家屋敷まで賭けられるようになり,足利幕府は禁止令を出すくらいに盛り上がったそうです。
確かに楽しいですね〜
お茶を淹れる人も、全く同じ条件(茶葉の量・湯量・湯温・抽出時間)で淹れるにもかかわらず、淹れる順番で選手の人が一喜一憂してくれるので、ものすごく楽しかったりします。

現在の茶かぶきは、玉露と煎茶を使うことが多く、今回も玉露2種、煎茶3種でやってみましたっ

茶かぶきは茶の鑑定眼を磨き、茶の製茶技術の向上にもなるので、遊んでるだけみたいに見えますが、遊んでいるだけじゃなかったりしますっ

そんな大興奮な茶かぶきに思いをはせながら、このお茶をどうぞ

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