四季と茶畑

三月の霜

三月の霜

昨晩は久々に冬に戻ったような寒さでしたね。
うちでも昨晩は薪ストーブに再び火が灯りました。

今朝の茶畑には、一面霜が降りています。
まだお茶の新芽が動き出していないので、霜が降りても大丈夫ですが、もう少し暖かくなってからの霜が降りる寒い朝はほんとうに心配です。

冬を越した茶葉(古葉:ふるは・新芽ではなく、硬化した親の葉っぱ)は、霜が降りても、凍りついて枯れたりしません。
しかし水分をたっぷり含んだ柔らかい新芽は、霜が降りると凍りついて枯れてしまいます。

春になって、順調に育っていた新芽が、ある朝起きたら、凍りついて枯れているのです。

今年の冬は、日本中というか世界中(北極をのぞく北半球)、とっても寒かったですよね。
(北極は、例年を30度上回る観測史上最高記録の暖冬だったそうです。)

三月になって急に春がやってきましたが、今朝のこの寒さ。

毎年のことですがこの時期、霜の被害が出ないことを祈るばかりです。
(一緒に祈ってください~。)

真冬の霜はこんな感じ。1月上旬撮影。

この記事を書いたおぶぶメンバー-Author Profile

松本 靖治
松本 靖治
シングルオリジンの荒茶(あらちゃ)の魅力、そして喜多をはじめ茶産地・和束に生き、茶に命をかける人々の情熱に感激し、おぶぶの立ち上げより参画。

まだ世界に知られていない、日本茶の魅力を世界に伝えるべく、文字どおり世界じゅうを駆けめぐる多忙な日々を送る。

おぶぶの伝道師。日本茶インストラクター第7期。1974年、奈良出身。
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