おぶぶについて

【茶畑オーナー制度】海外在住の日本人オーナー

茶畑オーナー制度では、海外に拠点を移し活躍されているオーナーも多数おられます。

すこしさかのぼりますが、2014年当時アフリカ大陸のマラウイで生活されていたオーナーTさまをご紹介します。

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どのようなお仕事でマラウイに?

国際協力の仕事で、発展途上国の農村の生活を良くするための手助けをしています。NGOや国連でも働きましたが、現在はJICAの農業プログラムのアドバイザーとして働いています。ボランティアのように自分で村に入って働ったり、どうやって作物を作るかという事ではなく、マラウイ国政府と日本政府の間にはいって、マラウイ国の農業振興のためにJICAができる事はなにかを一緒に考え、プロジェクトを作ります。プロジェクトが動き出したら、ちゃんと当初の意図通りに進むよう実際に実施にかかわって下さる方や、先方政府の職員と一緒に協力して進めます。イタリアの国連機関にいたときもアジア・太平洋諸国を対象に同様の仕事でした。

おぶぶ茶苑はどのようにしてみつけてくださったのか??

日本に一時帰国した際にお菓子用のお抹茶をさがしていて、偶然インターネットで見つけました。

マラウイで日本茶を手にいれるのは難しいですか??

日本茶はほとんど無理です。中国製の日本風のお茶は手に入ります。

マラウイの飲み物の主流はなんですか??

コーヒー、紅茶です。いずれも国内で生産されています。1930年ごろから、ヨーロッパ人がプランテーションを開拓しました。実はマラウイは世界10位前後の紅茶輸出国なんです。みなさんがお飲みのティーバッグにもマラウイの紅茶が混じっているかもしれません。最近、都会の健康志向の人は南アフリカ産のルイボスティーも常用しています。また、砂糖の輸出国でもあるのですが、ある程度、豊かな人たちはコーヒーや紅茶は砂糖を飲むためにあるかのようにたくさんの砂糖を入れて飲みます。レモンの季節には紅茶もルイボスティーもレモンをたっぷり入れて飲んでいます。

マラウイからみた日本、日本文化(日本茶)の認知度はどのようなものですか??

都会の人たちは日本車などからある程度知っていますが、中国や韓国の人の方が多く、田舎に行くと東アジア人は区別がなく「中国人」です。またマラウイは世界で一番多く、海外青年協力隊のボランティアを受け入れている国で、学校で日本人に算数や理科や柔道を習ったという人が意外にいます。マラウイの一般の方は日本茶についてもほとんど知らないと思います。一方、ヨーロッパから移住してきた白人系のアフリカ人はヨーロッパやアメリカ、オーストラリアを行き来しており、それらの国では日本文化や日本茶や日本料理は流行ですので、知っている方もいらっしゃいます。

茶畑オーナー制度のどんなところに興味をお持ちですか??

海外に出る前は、なぜ、世界には貧富の格差があるのか?という市民講座に長くかかわっていました。関西の国際協力NGOの集まりが主催していてもう27年も続いている関西NGO大学という講座ですが、色々世界のつながりを考えていく中での農業というか、食べるものを生産することの大切さ、そして、いかに日本の農業がだめになってきているかというようなことも話題になりました。その時の仲間で結構な人数が農業Iターンをしたりもしています。大分前の話ですので、その後、日本でもいろいろこれまでの枠にとらわれないあり方が生まれてきたといいう事は漏れ聞いておりましたが、海外在住でしたので直接のご縁はありませんでした。
イタリアには6年住んでいましたが、そこでスローフード運動にも触れました。また、途上国での有機農業の推進にもかかわったりしました。結局いずれも、近代的大量消費社会の中で生まれた、価格競争原理の匿名的な市場経済から、「顔の見える関係」、「つながり」を取り戻すという事なのかなと思います。
おぶぶさんのオーナー制度も消費者と生産者という、これまで対極にあるとされてきた人たちを一緒に関わるという関係性に変えるとても面白い試みだと思いました。他にもウェブサイトから色々楽しい発信をされていたこと、そして海外にもオーナー特典を発送してくださるなど、海外在住者の事も視野に入れてくださってたことなど、色々、ツボな要素がありました。

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現在は新しい場所に移動されていますが

このようにさまざま分野で活躍されるオーナーさまがおられます。

ぜひあなたも一緒にオーナー制度の仲間になりませんか!!!!

詳細はコチラから==>
茶畑オーナー制度

 

この記事を書いたおぶぶメンバー-Author Profile

竹内加代
竹内加代
和束の茶畑の風景に惹かれ、2000年家族で和束に移住。子育ても一段落した2007年おもてなしチーフとして、おぶぶスタッフとなる。現在、千名近い茶畑オーナーさまのおもてなしをはじめ、国内やアジア地域の卸販売も担当。おぶぶの癒し系?笑
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和束の茶畑の風景に惹かれ、2000年家族で和束に移住。子育ても一段落した2007年おもてなしチーフとして、おぶぶスタッフとなる。現在、千名近い茶畑オーナーさまのおもてなしをはじめ、国内やアジア地域の卸販売も担当。おぶぶの癒し系?笑