和束町は、霧が多い。霧というか、雲がすぐそこまでやってくる。
日本アルプスのように高度が数千メートルあるわけではないが、
雲が低くまでたなびく日がよくある。
この霧のような雲が、お茶の香りを作る。
和束のお茶には、「霧香(きりか)」と呼ばれる、ここにしかない香りがある。
この記事を書いたおぶぶメンバー-Author Profile
- シングルオリジンの荒茶(あらちゃ)の魅力、そして喜多をはじめ茶産地・和束に生き、茶に命をかける人々の情熱に感激し、おぶぶの立ち上げより参画。
まだ世界に知られていない、日本茶の魅力を世界に伝えるべく、文字どおり世界じゅうを駆けめぐる多忙な日々を送る。
おぶぶの伝道師。日本茶インストラクター第7期。1974年、奈良出身。
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