この週末は、イギリスのUKティーアカデミーとオランダのITC(インターナショナルティースクール)のメンバーが、はるばる欧州より日本茶の研修のために来日してくれました。
おぶぶでは、日本茶の魅力を世界へ伝えるために様々な活動を行っております。
▼日本茶を世界へ
日本茶を世界へ伝える活動
その中の一つの柱として、茶畑での研修があります。
これまで世界中の日本茶好きの人たちに会いましたが、日本茶の魅力を世界へ伝えるためには、日本茶のことをもっと深く知ってもらう必要があることを常々痛感しています。
海外でもグリーンティーは健康によいことを知っている人はたくさんいますし、抹茶にいたってはスーパーフードとまで言われており、世界中で人気沸騰中ですが、まだまだ日本茶について知られていないこともたくさんあります。
その大きな理由の一つが日本茶について深く教えてくれるところがないという問題が挙げられます。
特に海外在住で日本茶が大好きでもっと日本茶について知りたい!のだけれども、教えてくれる人が誰もいない。。。というのが実情でした。
日本に来て、日本語が話せるならば、深く学ぶことはもちろんできるのですが、それはあまりにもハードルが高すぎるのです。
(例えるならば、ワインが好きで、ワインについて学ぶためには、まずフランス語ができる必要がある。という感じですね。)
そこで昨年から、ジャパニーズティー・マスターコース(JTMC)という、英語で日本茶を茶産地で学べる2週間のプログラムを開始しました。
▼英語で日本茶を茶産地で学べる2週間のプログラム
ジャパニーズティー・マスターコース(JTMC)
今回のUKティーアカデミーとITCのメンバー向けの研修は、このJTMCのエッセンスを凝縮した研修でした。
ITCのメンバーは3日間の日本茶研修で、その期間中には、とれたての新茶を中心にした日本茶のティスティングや手摘みや茶刈機での茶摘み、釜炒りや蒸し製での手もみ製茶などなどを体験していただきました。
来てくれた方々は皆さん、お茶が本当に好きで、中でも日本茶が大好きな人達ばかりだったので、僕たちも本当に楽しい時間を過ごすことができました。
オランダにしろイギリスにしろ、茶畑はほとんどない(ほんの少しだけ始まったばかり!)ので、茶摘みや製茶の体験は、日本まで来ないと体験することができません。
これからビジネスとしても日本茶に関わりたいという方もたくさんおられたので、これからの未来がこれまたとっても楽しみですね!
来てくださった皆さま、そして引率してくださったUKティーアカデミーのスチュワート麻子さん、ヘンクさんありがとうございます。
2018年9月には、今度はおぶぶの日本茶海外普及ユーロツアーでまたお会いしましょうね!
この記事を書いたおぶぶメンバー-Author Profile
- シングルオリジンの荒茶(あらちゃ)の魅力、そして喜多をはじめ茶産地・和束に生き、茶に命をかける人々の情熱に感激し、おぶぶの立ち上げより参画。
まだ世界に知られていない、日本茶の魅力を世界に伝えるべく、文字どおり世界じゅうを駆けめぐる多忙な日々を送る。
おぶぶの伝道師。日本茶インストラクター第7期。1974年、奈良出身。
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