先日、滋賀県愛東町にあるNPO法人 愛の町エコ倶楽部のお茶の活動部門「お茶っぱーず」の皆さんと茶摘み&てもみ製茶体験をしました。
こちらの体験は、今年で7年目になる恒例イベント。
NPO法人 愛の町エコ倶楽部は、滋賀県東近江市(旧愛東町)で、「食とエネルギーの地産地消」を目指して活動する団体で、2004年に設立されました。
このNPO法人が設立されるきっかけとなったのは、琵琶湖の環境問題で、汚れゆく琵琶湖を救うために、地元のお母さんや行政の方が協力して、ゴミの減量化や資源ごみの回収、廃油(天ぷら油)から石鹸を作る活動でした。いまから30年以上前のことです。
1998年に愛東町から始まった地域内資源循環モデルである「菜の花エコプロジェクト」は、地域自立を促すプロジェクトとして日本全国に広がっています。
菜の花エコプロジェクトのイメージ(愛のまちエコ倶楽部ホームページより)
以来、その活動は連綿と引き継がれ、このNPO法人 愛の町エコ倶楽部の設立につながったのです。
それにしても、廃油から作ったバイオディーゼルでトラクターやコミュニティバスが動くなんてスバラシいですよね!
そんなエコ倶楽部の活動の一つに地元の茶畑を守る活動があり、その名もおちゃっぱーず。
その活動の一環で毎年、手もみ釜炒り製茶の体験のお手伝いをさせていただいております。
2012年から行かせていただいているので、はや7年目。(時が立つのは早いものですね・・・。汗)
今年は、20名ほどのおちゃっぱーずのボランティアの方が集まってくださいました。
そして、エコ倶楽部の設立者であり、元愛東町の町長でもあった植田茂太郎さんのオーガニック栽培の茶畑で茶摘みし、手もみ釜炒り製茶をしました。
おぶぶからは、国際インターン生のマンテとライアンも参加し、炎天下の中でアツい茶摘み&手もみ製茶体験となりました!
どんな活動にせよ、継続するというのはとても難しいことですが、エコ倶楽部さんは毎年、着実に進化してはるので、行かせていただいている僕たちもとても勉強になります。
また来年は、どんな楽しい出会いが待っているのでしょうか?
楽しみですね!
集まってくださった皆様、そして茶畑と自宅を毎年開放してくださっているシゲタロウさん。エコ倶楽部の園田さん、本当にありがとうございました!
この記事を書いたおぶぶメンバー-Author Profile
- シングルオリジンの荒茶(あらちゃ)の魅力、そして喜多をはじめ茶産地・和束に生き、茶に命をかける人々の情熱に感激し、おぶぶの立ち上げより参画。
まだ世界に知られていない、日本茶の魅力を世界に伝えるべく、文字どおり世界じゅうを駆けめぐる多忙な日々を送る。
おぶぶの伝道師。日本茶インストラクター第7期。1974年、奈良出身。
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