この日は、ジェーン・ペテグリューさん率いるUKティー・アカデミー主催で、日本茶セミナーを開催させて頂きました。
場所は、シティ・オブ・ロンドンにほど近い「グッド&プロパティー」にて。
このグッド&プロパティーの創業者であるエミリーさんとは、2013年、初のユーロツアーで、日本財団ロンドンセンターで開催した日本茶セミナーにてお会いしました。
当時、今のお店はまだ無くて、ティーバン(フードトラック:移動販売車)で、商売されていました。
以来、おぶぶのお茶をスティームパンクという新しいお茶を淹れるマシーンで提供してくれています。
以前からも「いつかは一緒にお茶のイベントを!」という話がありましたが、これまで実現していませんでした。
しかしついに、UKティーアカデミー主催で、場所がグッド&プロパティーという夢の饗宴が実現しました。
この日集まって下さったのは、23名のお茶好き。しかもUKティーアカデミーで勉強されている方も多く、その熱量に圧倒されました。
この日のお茶は、
・ほうじ茶(深炒り)
・玄米茶
・玉露「天の雫」
・抹茶「おくみどり」
・ニードルシェイプ和紅茶
でした。
飛び出す質問も、
「ほうじ茶の焙煎温度は?」
「玄米茶の米の原料とその製法は?」
「在来とは何か?」
「サンルージュとは?」
などなど、基本知識はすでにあり、それの補強的な質問の連発でした。
実際、この日のセミナー後に3名の方が茶畑オーナーになって下さり、5名の方がおぶぶのインターン制度に応募するとの事で、卸取引も数件始まりそうです。
また嬉しいことに卸先の方2名にもついにお会いすることができました。
ロンドンは、お茶文化のバックグラウンドが下地にあり、また多様な国からさまざまな人が(この日もルーマニアの青年もいた!)たくさん来ています。
その中から、日本茶に興味のある人が来てくれているので、熱量がすごかったです。
しかも英語が話せることが前提であるのも、こちらとしてはやりやすいです。
(自分的には、何も通じないのでは無くて、少しは通じるのが有り難い。)
今後、国際日本茶協会を推進する中でロンドンはその中心の一つなる事は間違いなさそうです。
とても楽しみですよね。
今週末から、日本訪問という過密スケジュールの中来てくださったジェーンさん、UKティーアカデミー側から今回の開催に協力してくれて、当日も動きまくってくれてたケイト、グッド&プロパティーのアビーとレイチェル、そして集まってくれた半端ないお茶好きの23名の皆様、本当にありがとうございました。
この記事を書いたおぶぶメンバー-Author Profile
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シングルオリジンの荒茶(あらちゃ)の魅力、そして喜多をはじめ茶産地・和束に生き、茶に命をかける人々の情熱に感激し、おぶぶの立ち上げより参画。
まだ世界に知られていない、日本茶の魅力を世界に伝えるべく、文字どおり世界じゅうを駆けめぐる多忙な日々を送る。
おぶぶの伝道師。日本茶インストラクター第7期。1974年、奈良出身。
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