先日、滋賀県愛東町・NPO法人愛の町エコ倶楽部お茶っぱーずのみなさんと、釜炒り茶作りをしてきました。
お茶っぱーずについては、コチラの記事もお読みください。
毎年恒例の夏のおぶぶ出張イベントとなっていますが、今年で8回目となりました。
私たちも和束にて年に3回、茶摘体験のイベントを実施していますが、今回のように出張して釜炒り茶作りをするのは、ここ滋賀県愛東町のお茶っぱーずのみなさんとだけなので、おぶぶとしては少しレアなケースです。
今年はお茶っぱーずのみなさんも20名以上の方が参加してくださいました。
おぶぶからはマツさんと私、インターンズ4名でお邪魔しましたー。
私を含め、インターン生は初めての出張茶摘みイベントだったのでワクワクも5倍増しです!!!
まずは茂太郎さんの完全無農薬のオーガニック茶畑で、みなさんとお茶の手摘みをします。
今年は例年に比べ芽数が少なかったそうですが、そんなことなど物ともせず、8月の鋭い日差しにも負けず、みなさん頑張ってたくさん摘んでくださいました。
もちろん、おぶぶチームも気合いを入れて茶摘みを、、、、、、、
茶摘み、、、を
茶摘み?、、、を
茶つみは、、、、、?
そっちのけで、ブルーベリー狩りに猛威を奮っていましたーー。
本当にどれも甘酸っぱくて美味しく、茶摘みがメインと分かっていてもやめられない!の罠にハマってしましました。(スミマセン
次回は必ずやおぶぶチームも頑張りますね。。!
なんとか、お茶っぱーずのみなさんのおかげで茶葉も摘めたので、茂太郎さんの自宅に戻り、釜炒り開始です!
釜を高温にして、まずはお茶の酸化酵素を失活させる、殺青(さっせい)という作業工程です。ここでしっかり殺青できると、最後まで緑色が綺麗に保たれた緑茶が出来上がります。
火入れが弱すぎたり強すぎたりすると、少し黄色っぽくなってしまったりもするので、
ちょうど良いあんばいを狙って炒るのがコツです!
その後は、揉んで、
揉んで
揉んで、
そして揉んで、中の水分を出していきます。
この揉む作業によって、葉っぱの細胞壁が壊れ、中から美味しいお茶の成分が抽出されやすくなります。
水分が十分に出て、葉っぱも縒れてきたらまた釜に戻します!
外の水分量と中の水分量を均等にしながらゆっくりと乾燥させていくことが、美味しい緑茶を作るカギとなります。
ある程度乾燥したら、また揉み込んで、さらに水分を出します。
これを繰り返すのですが、今回は夏の茶葉ということもあり、もともと葉っぱに含まれる水分量が少なかったため、さくっと1.5時間ほどで、完成しましたーーー!!!!
釜炒り作業と同時並行で、室内では、おやこ番茶(一番茶の狩り直し番茶)の袋デザインや
袋詰めをインターン生と子どもたちが、楽しんで頑張ってくれたみたいです!!
最後にみんなで3煎目まで試飲をして、無事にイベントを終えました。
普段おぶぶでは、海外の方と交流することの方が多いので、インターン生のみんなも日本人のお茶好きコミュニティーに参加できてとても喜んでいました。
お茶っぱーずのみなさんからは、お茶に対する愛情や、愛東町のお茶を後世に残していきたいという思いがたくさん伝わってきました。私自身も、お茶好きな者として、そのようにお茶を大切に思ってくださる方とお会いできたこと、大変嬉しい気持ちでいっぱいです。茂太郎さん、伊藤さんをはじめ、美味しいお昼ご飯でおもてなししてくださったたみ子さん、そしてお茶っぱーずのみなさん本当にありがとうございました。
愛東町のお茶にたっぷりと浸った後は、夕日が浮かぶ琵琶湖の水に癒され、帰路に着きました。
最後にライアンの素晴らしいジャンプと、
ジャンの勇ましい背中を眺めながら、
わたしも釜炒り茶体験してみたい!!!そうだ、秋の茶摘みに参加してみよう!の方はコチラから。
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