この日は、宇治茶文化講座の参加者の皆様が和束町に来てくださいました。
宇治茶文化講座は宇治茶の世界文化遺産登録に向けて京都府と京都文教大学が2013年より共催する、全6回の文化講座です。
2019年のテーマは、「宇治茶ニューウェーブ」。座学とフェールドワークを合わせた全6回を通して、宇治茶の新たな魅力と価値を五感で学べるプログラムになっております。詳しくは、こちらもぜひご覧ください。
第5講座目となる、1月11日は「宇治茶フェールドワークin和束町」と題して、27名の受講生の皆様がはるばる和束町まで足を運んでくださいました。
また今回の講座には、2組の茶畑オーナ様も参加されていて、サプライズな喜びとなりました。オーナー様が和束まで足を運んでくださり、茶畑でお会いできることは、感激です。本当にいつもご支援ありがとうございます!!!茶畑オーナー制度って何?詳しく知りたい方はコチラから。
午前中は、日本在住7年目となった海外部門担当のシモナより、「日本茶を世界へ」をミッションにおぶぶが取り組んで来た様々な活動を紹介させていただきました。
その後のティーテイスティング件質疑応答タイムには、海外で育ちやすい日本品種はあるのか、抹茶を初めて飲まれる外国人に対して、どのような切り口でその美味しさを伝えているのか、など皆さん興味津々な様子で質問が飛び交い、すごく盛り上がりました。
お昼からは、茶畑と工場も見学していただき、精揉機のハケは何でできているのか?などお茶好きならではの鋭い質問もありました。おぶぶの代表、茶農家アッキーに確認したところ、棕櫚(シュロ)でできている!とのことでした。いわゆるヤシの仲間で、タワシの原料と同じものです。
今回のイベントを開催するにあたり、お世話になりました京都府農産課の中村様をはじめ、全体コーディネーターの森教授、スタッフ、そして参加者の皆様、本当にありがとうございました。
宇治茶の魅力や、日本茶に眠る可能性を少しでも再発見していただけていれば、大変嬉しく思います。
そして最後は、こちらの一杯。お風呂に、こたつに、ストーブに、ヒーター。冷えいる冬の寒さを凌ぐべく、外側からたっぷり温めた後は今回のティーテイスティングにも用意した、アッキー自慢のかぶせ煎茶で一服。体の内側からもからもポカポカとお温まりください。
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