今こそお茶の効能を認識しお茶カテキンを多く摂って免疫力をアップしようということで、茶がらをまるごと入れたカレーを作ってみました。
そしてレシピ紹介の前に大切な緑茶カテキンの効能とは・・・
緑茶に含まれるカテキンは、主に4つあります。
1. エピカテキン(EC)
2. エピガロカテキン(EGC)
3. エピカテキンガレート(ECg)
4. エピガロカテキンガレート(EGCg)
この中でもエピガロカテキンガレート(EGCg)は、緑茶に最も多く含れるカテキンで、80度ほどのお湯で最もよく抽出されます。そしてこのEGCgには、抗ウイルス作用があるとされています。ウイルスは体内に入ると、ヒトの細胞にくっついて増殖することで害を及ぼしますが、EGCgは、このウイルスの表面にくっつくことができ、ウイルスが細胞につきにくい状態になるため、細胞内で増殖できず結果的に風邪予防に役立つと言われています。
簡単に言うと、ウイルスのたくさんある手をEGCgが塞いでしまうので、ウイルスは増殖しにくくなるということです。
またカテキンは、お茶の苦み成分でもあるため、一般的には日光をたくさん浴びたお茶に多く含まれています。そのため含有量だけで比較すれば、玉露や上煎茶などの高級茶よりも、夏の煎茶や普通煎茶の方が多いと言うことになります。
そして私たちがオススメするのは、それはズバリ、茶殻まで美味しく食べていただきたいということです。
そもそも緑茶の栄養には水に溶ける『水溶性』のものと、油に溶ける『脂溶性』のものがあります。緑茶の成分として知られるビタミンCやカテキンは水に溶けるため、お茶として飲むことで栄養を摂ることができます。でもこれはお茶全体の栄養素の3割程度。残り7割はほとんど脂溶性のため、茶葉に残っているのです
そして春のお茶は柔らかい新芽の部分だけを丁寧に収穫しているので、淹れた後の茶殻もとっても美味しいのです。そして実は、茶葉の部位で比較した場合は、成熟した葉よりも新芽にカテキンは多く含まれています!
つまり、春の新茶を茶殻まで召し上がっていただくことで、茶葉に含まれるカテキンを無駄なく摂取でき、ウイルス予防にもより効果が期待できるということなんです!!
参考資料:公益財団法人世界緑茶協会 http://www.o-cha.net/
そして今回茶葉丸ごとカレーに使った煎茶はおぶぶのかぶせ煎茶です。
こちら2年熟成のものです、香りも良く美味しそうな煎茶です。
4煎ほど淹れた後の茶がらをミキサーにかけてペースト状にします。
先に味をつけたカレーに投入します。
緑も鮮やかでとても美味しそうです!!!
ほうれん草のカレーにも似ていますね。
完成!!!お茶まるごと食べられて美味しいカレーになりました!!!
今こそ緑茶を飲んで食べて免疫力をアップし
ウィルスに負けない強い身体を作りましょう!!!!
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この記事を書いたおぶぶメンバー-Author Profile
- 和束の茶畑の風景に惹かれ、2000年家族で和束に移住。子育ても一段落した2007年おもてなしチーフとして、おぶぶスタッフとなる。現在、千名近い茶畑オーナーさまのおもてなしをはじめ、国内やアジア地域の卸販売も担当。おぶぶの癒し系?笑
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