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【活動報告】おぶぶスタッフもえちゃんの共同研究が本の一章として採択され出版されました!

おぶぶスタッフのもえちゃんがカナダ留学時に共同研究していた「日本の茶産地における責任ある農村観光(Responsible Rural Tourism in Japan’s Tea Villages)」が、本の一節として採用され、出版されました。

もえちゃんは元々、「日本茶産地でのインバウンド観光(ティーツーリズム」に興味があって、3年前に大学を休学しておぶぶにインターン生としてやって来ました。

ここでのティーツーリズムというのは、地域に根づいたお茶そのものの魅力と生産地域の歴史や文化を融合させたものをその土地の観光資源として、観光事業を起こそうというものです 。

おぶぶでは2012年より行なっているインバウンド向けのティーツアーがありますが、これを先行事例としてインターネットで見つけてくれ、

-なぜここに人が集まるのか?

-観光客は何を目的にツアーに参加するのか?

-ツアーの何に感動しているのか?

などなど、実際に現場で体験しながら学んでみたいと言うことでインターンに来てくれました。

インターンシップ後は、カナダの大学に短期留学し「ティーツーリズム」の本(そんな専門書があるんですね!)を執筆されたLee教授の元で、日本茶版「ティーツーリズム」の可能性を追求したい!と研究に励んでいたそうです。

写真:カナダ留学時に実施した日本茶テイスティングイベントにて

あれから3年の月日が過ぎ、当時研究のテーマが「アジアにおける責任ある農村観光(Responsible Rural Tourism in Asia)」という本の一節として採用され、出版されました。

この章「日本の茶産地における責任ある農村観光」では、日本の茶産地で行われている農村観光(ティーツーリズム)の実態とそれらが果たす役割を、京都府和束町、長崎県東彼杵、静岡県大沢地区の3地域を事例に取り上げて紹介してくれています。

岡倉天心の茶の本『THE BOOK OF TEA』が出版され約110年が経ちますが、日本茶について様々な切り口から紹介される書籍が少しずつ増えていくのは、日本茶産業にとっても、とても喜ばしいことですね。

最後は、そんなもえちゃんオススメのこちらの一杯をどうぞ。

忙しいけどホッとしたいそんな朝の一杯にもぴったり。抹茶のように旨味がたっぷりなメジロ茎茶です。熱めのお湯でさっと入れると、お抹茶の風味がふわっと広がる、美味しい茎茶です。少しぬるめの温度でじっくり入れても、旨味がたっぷり出て美味しいです。

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京都おぶぶ茶苑
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