日本茶といえば、グリーンティー。グリーンティーと言えば日本茶というように、日本茶=緑茶のイメージが強いのは変わりませんが、最近はオリジナルの紅茶をたくさんの茶農家さんが作られており、「和紅茶」というカテゴリーも浸透してきたように思います。
おぶぶでも、2018年から本格的に和紅茶を作っているのですが、昨年は新たに烏龍茶作りにも挑戦しました!!
このおぶぶオリジナル烏龍茶の特徴は、何と言ってもその形!まるで煎茶のようにピンと伸びた針状が美しい、「ニードル烏龍茶」です。
なぜこんなにピンと伸びているのかというと、それは煎茶工場で製茶をしたから!です。煎茶を作る機械をそのまま使って、烏龍茶作りにもチャレンジして見ました。
少し斬新なアイデアと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、このニードル烏龍茶作りのヒントは、3年前に起きたある出来事がきっかけです。
おぶぶでは毎年5月2日に、オーナー様と一緒に初収穫を祝う「八十八夜会」というイベントを行なっているのですが、3年前のこの日は、おぶぶにとっても記念すべき日で、おぶぶ初の自社工場で初めて製茶をする日でした!
オーナー様が見守ってくださる中で、数時間前に収穫したばかりの青々とした新鮮な新芽は、瞬く間に綺麗な針状のお茶へと製茶されました。
イベントも終盤に差し掛かり、いよいよ出来立てのお茶をみんなで試飲する時間になったとき、淹れたお茶の水色と、茶殻を見て、びっくり!!
「水色の黄色味が強く、茶殻はほんのり赤みを帯びている。。。???」
新しい工場の機械では、製茶の感覚が大幅に違ったらしく、最初の工程で葉が完全に蒸され切れなかったため、発酵が進みながら製茶され「微発酵緑茶」が出来上がってしまいました。
そこ日のアクシデントからアイデアを得て、蒸しを最小限に抑えることで酸化酵素を完全に失活させず、最終的に烏龍茶ができないか?と思い、誕生したのがこのおぶぶのオリジナル烏龍茶「ニードル烏龍茶」です!!!
詳しい製茶の様子やオススメの淹れ方は、おぶぶスタッフのジョージが動画にしてくれましたので、ぜひそちらもご覧くださいー!
アイデアって部屋にこもってじっくり思考を巡らすだけではなく、ある日突然、小さな失敗がヒントになって、偶然生まれたりするので、面白いですね!
日本茶らしさを保った、優しくて親しみやすい烏龍茶になっています!個人的には熱湯でサッと淹れがオススメです。お買い求め、商品詳細はこちらから!(商品ページに飛びます)
この記事を書いたおぶぶメンバー-Author Profile
- 国際インターン生№67
兵庫県豊岡市出身
笑顔が素敵な
日本茶アドバイザー
全てのおぶぶ茶苑の業務をサポートしつつ
Intern coordinator
Tea tourism部門 担当
日本語通信販売部門 担当
をしています!
趣味 お一人様ギター 柔軟体操
アッキーの前スペシャル
アシスタントファーマーこんちゃんの中学時代からの親友
テニスでダブルス組んでました!
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