【開催報告】「秦野の桜を世界へ 2022」プロジェクトを開催しました!
去る4月15日(金)-17日(日)、神奈川県秦野市にて「秦野の桜を世界へ 2022」プロジェクトを開催いたしました!
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改めてこのプロジェクトを企画するに至った経緯を。
国内外からお求めの声が多い桜煎茶。
八重桜の花の生産量日本一である神奈川県秦野市で、桜農家の小野さんや高梨茶園さんとの
コラボレーション企画として、桜煎茶の原料となる桜の花と葉を手摘みする本プロジェクトを
開催することにいたしました。
プロジェクト名の通り、日本茶と共に秦野の桜を世界に届けよう!という挑戦です。
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初開催となる今回、県内外から3日間で計63名の方にご参加いただきました。
プロジェクト3日目の17日には、先日おぶぶ茶苑が「お茶の間留学プログラム」を開催いたしました
横浜隼人高等学校の国際語科から40名を超える生徒の皆さんがご参加くださいました。
(▶「お茶の間留学プログラム」の様子はこちらから(URL先 おぶログ)https://www.obubu.net/oblog/33101.html)
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プロジェクトではまず畑で桜を一つ一つ手で摘み、
桜の乾燥作業を行う、製茶工場へ。
製茶工場では乾燥させる前の桜の茎を取って整えたり、
製茶機械を用いた桜の花の乾燥工程を見学していただいたり、
休憩には高梨茶園さんのお茶のジェラートを堪能していただきました。
3日目は、花と同じく、桜煎茶の香りには欠かせない桜の葉の手摘みも行いました。
また同日、秦野市長・高橋昌和様にお越しいただき、ご挨拶と、
参加者の皆様に激励のお言葉をいただきました。
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参加者の皆さんの(おそらく)ほぼ全員にとって、桜を手摘みするというのは初めての体験。
「ほんとうにこんな綺麗な花を摘んでしまってもいいの??」と初めはためらったり、
桜の枝や花の中から出てきた小さな虫にギョッとしたり、
首から下げたカゴに溜まった桜の花を嬉しそうに見せ合ったり。
初めは恐る恐る摘み取っていたけれど、次第に手摘み作業に没頭して手元のカゴをあっという間に桜の花でいっぱいにする人も。
1日目・3日目はあいにくの天気でしたが、どの日も和気あいあいとした雰囲気でした。
参加いただいた方々それぞれに「桜を摘む」という体験を楽しんでいただけたのではないでしょうか。
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さて、プロジェクト終了後に行った参加者アンケートでは
「プロジェクトで印象に残っていることは何ですか」という質問をしました。
そこでは
・桜を摘んだこと
・桜の美しさ
・(工場内の)桜の匂い
・桜の乾燥工程
などが回答の中に多く挙がっていました。
現地に足を運び、間近に桜の花を見、桜に触れ、桜の香りでいっぱいの工場内に入るといった
体験を通して桜の魅力を再発見していただけたようです。
また、アンケートでは
「また桜プロジェクトに参加したい」「桜を使った食品(お茶を含む)についてもっと知りたい」「桜の花の生産についてもっと知りたい」
といった声が多く見られ、鑑賞する対象としての桜にとどまらず、
食品としての桜への興味を参加者の皆さんに持っていただけたことが伺えました。
▶桜プロジェクト・参加後アンケートの回答結果はこちらhttps://drive.google.com/file/d/1jAiVt9L3K9QWGnEy7PI_B1S8D9KJJMrJ/view?usp=sharing
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後日、参加者の皆さんに摘んでいただいた花と葉は京都に運ばれ、無事、おぶぶ茶苑にて
桜煎茶が完成しました。
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最後に、3日目に開催したフォトコンテストの写真をご紹介します。
(参加中に皆さんがそれぞれ撮影した写真を応募していただきました。)
プロジェクトの魅力が詰まったたくさんの素敵な写真が集まり、その中から秦野市長を交えた
最終選考の結果4名の受賞作品が決まりました。
フォトコンテストへのご参加ありがとうございました!
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改めまして、「秦野の桜を世界へ 2022」プロジェクトにご参加くださった皆さま、
そしてプロジェクトの開催にご協力くださった皆さま、誠にありがとうございました。
秦野の桜と日本茶をともに世界へ届けようと漕ぎ出した本プロジェクトは、
桜農家の小野さん、高梨茶園の高梨さん、おぶぶ茶苑の茶畑オーナー様である杉本さん、横浜隼人高校の中野先生や教員・生徒の皆様はじめ、
一般でのご参加ボランティアの皆様、特に運営側をサポートいただいたボランティアの皆さまのご協力なしには実現することができませんでした。
心より感謝いたします。
「秦野の桜を世界へプロジェクト」関係者一同も、アンケートで集まったお声も踏まえ、プロジェクトをより良いものにしていくためにすでに来年に向けて動き出しております。
来年度の桜プロジェクトも乞うご期待ください!
そして皆さまの「秦野の桜を世界へ 2023」へのご参加をお待ちしております!
PS.このブログの執筆・開催アンケート作成と集計・開催報告書の作成・フォトコンテストの運営などをはじめ、このプロジェクトの運営には、京都おぶぶ茶苑国際インターンシップ制度に参加してくれています岩間紗耶さんが、多大なる貢献をしてくれました。本当にありがとうございます。
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