「え?秋に茶摘み?」
と、お茶に詳しい方からもよく聞き返されるめずらしい秋の茶摘体験。
秋摘みのお茶は毎年作っているものの、秋の茶摘体験イベントは、実はおぶぶにとっても初めての試み。
数日前の台風で停電し、茶畑や山道に大きな木も倒れるというハプニングも起こった京都・和束(わづか)の茶畑での茶摘体験。
どんな一日になるのでしょうか!?
数日前の台風も一過の快晴!
10月10日。
台風一過、今回の夏の茶摘み体験は、気持ちのいい快晴。
まさに秋晴れ!
春の茶摘みは・・・雨でしたね。
▼春、夏の茶摘体験
2009年・春の茶摘体験
2009年・夏の茶摘体験
茶娘衣装が秋の茶畑にも映える
夏には実はちょっと暑い(汗)茶娘衣装も、さわやかな秋の気温では気持ちよく肌になじみます。
う~ん、みなさんお似合いですねっ!
茶娘さんの隣だと、なんだかあっきーの格好が普通すぎるような・・・(笑)
お茶の木は、日本では、年に3回ほど、新芽をつけます。(インドや中国だと、暖かいので4~5回くらい新芽が出るそうです。)
秋の茶摘み体験では、この3回目の新芽を摘みます。
十数か所に点在するおぶぶの茶畑。
他の畑で作業していたおぶぶ代表あっきーも駆けつけ一緒に手摘み。
茶摘み体験には毎回外国人の方が参加してくださいます
今回の茶摘み体験には、20名ほどの方にご参加いただきました。
サンディエゴ出身のカールさんは、奥さまと、奥さまのご両親と4名さまでのご参加です。
これが今日の収穫!
これが、今日収穫した茶葉!
春・夏の茶葉と比べると、生葉の段階でもちょっと硬さを感じます。
どんなお茶ができるのか、わくわく、どきどき。。。
お茶をふんだんに使ったお弁当
ですが!
わくわくどきどきはいったん横においておいて、茶摘みで減ったお腹を満たすべくお弁当タイム♪
毎回茶摘み体験のお弁当は、「これでもか」というくらい(笑)お茶を使った内容。
今回は作ってくださったのが、和束で17時以降唯一空いている飲食店(!)「お好み焼き たんぽぽ」さんということで、なんと抹茶入りお好み焼きも。(左上)
今日収穫した茶葉入りのお吸い物
その他、おぶぶの「かぶせ煎茶」の茶殻とじゃこの味噌ふりかけや、デザートには抹茶「ごこう」を使った抹茶豆乳寒天など。
そして、今日摘んだばかりの茶葉のお吸い物も。
茶摘みのとき以上に?!笑顔がはじけてます!
やっぱりみんなで食べるご飯はおいしい♪
さらに、農作業の後だから格別です。
いよいよ茶葉を釜に投入!
さて、腹ごしらえが済んだら、いよいよ製茶体験です!
手もみ製茶は、伝統的な釜炒り製法で製茶。現在の日本の煎茶は、ほとんどが蒸し製法による製茶で作られていますが、おぶぶの茶摘体験では、釜炒り製法で製茶します。理由は、手早くしかもカンタンに美味しいお茶が作れるから。
▼釜入り製法について
夏の茶摘体験の記事をご参照ください
「思った以上に春、夏と茶葉の水分が違う・・!」
茶葉を釜に入れてみると・・・春、夏との茶葉の違いがはっきりと感じられました。
1回目の炒りを「殺青(さっせい)」と言います。
これで茶葉の芯の中の水分を外に押し出し、芯の内と外の水分量を均一にします。
おっと!
前回(夏)と同じくらい火にかけると、水分量が少ないのでパリパリになってしまいそうに!
ちょっと短めの時間で火からおろします。
さ、もみますよー!
手でもんで新芽の水分をどんどん乾燥させて、仕上げていきます。
みなさん、お手本を見せる松本の手元を見る目つきが真剣。
だいぶお茶らしくなってきた♪
もんでは、釜に戻して乾かして・・・を4回ほど繰り返します。
みんなで一緒の作業は楽しい~
今回は、3つのグループに分かれて製茶体験を行いました。
春、夏の茶葉との違いもありますが、グループごとでもお茶の出来具合は、見た目も味も違うのがおもしろいですね。
メンバーの個性が出る?!
遂に完成!
これが、完成した「手摘み・手もみのお茶@秋の茶摘み体験バージョン」!!
焦げじゃないよ、ほうじだよ~
そして、今回は、煎茶だけでなく、ほうじ茶も作ってみました♪
できた煎茶を、さらに釜で炒ります。
焦がさないように注意!
自分で摘んで、製茶したお茶のお味は?
さあ、遂に完成して、試飲です!
自分で摘んで、製茶したお茶のお味はいかに??
一煎目とニ煎目でも味がかなり違う
一煎目は「うーん・・」と思ったほうじ茶が、二煎目はまろやかでおいしかったりと、いろいろな発見があったようです♪
この後、玄米を配って、マイ玄米茶も作っていただきました。
うまくいった部分も、そうでない部分もあるにせよ、とにかくみなさん「楽しかった!」と言ってくださいました。
めずらしい秋の茶摘み体験。
今後も、茶畑でたくさんの方々とお会いできるのを、楽しみにしています!
春に参加されたともやんさん(右)、春と比べてどうでしたか?
ご参加くださった20名の皆さま、遠くからはるばる京都・和束(わづか)の茶畑まで来てくださって、ありがとうございました!!
またいつの日か、この地に来てくださいね!
そして、この茶畑のオーナーになってくださり、僕たちと一緒に歩んでいけたら、こんなにうれしいことはありません。
▼1日50円で茶畑オーナーになれる。
茶畑オーナー制度
来てくださって、本当にありがとうございました!!
▼参加者のみなさんの声
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