この日は、第50回 日本農業大賞受賞者祝賀会が東京・芝公園のザ・プリンス パークタワー東京で開催され、出席させていただきました。
日本農業賞は、NHKとJA全中、JA都道府県中央会が主催し、日本農業の確立をめざし、意欲的に経営や技術の改革にとりくみ、地域社会の発展にも貢献している農業者と営農集団を表彰するもので、1970年から毎年行われています。
しかしながら2020年4月以降のコロナ禍により、第49回から51回までは、「表彰式もオンラインまたは各地で開催、祝賀会はなし」という状況が続いていました。今回、コロナの状況も一段落(海外においては終了)している状況であるため、3回まとめて(会場は別々ですが)祝賀会が開催される運びとなりました。
受賞時のようす
【受賞御礼】日本農業大賞 食の架け橋の部 特別賞(2021年2月)
ということで、受賞から2年ほど経過していますが、今回、祝賀会にお呼びいただいたという次第です。
こういう会場には、全国から人が集まるため、素晴らしい出会いの場ではあるのですが、実際は存じ上げない人ばかり(当たり前ですが)で、かつコロナ禍の雰囲気でなかなか話しかけにくい(今回は着座でアクリルパーテーション付き)という形ですので、なかなか交流がしづらいのが実情です。
昨年9月の農水省主催の「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」授賞式や今年3月の経産省主催の「はなやかKANSAI魅力アップアワード」授賞式の際には、交流会もなく、ほぼ一言も発しないまま、行って帰るという、大変に光栄でありがたいですのですが、さみしくむなしい時間を過ごすことになったため、今回もそんなものかなあと思いながら、出席させていただきました。
しかし!今回は、ありがたいことに日本農業大賞 食の架け橋の部 大賞(ちなみにおぶぶはいつもの特別賞)を受賞された瀬戸内ジャムズガーデン代表の松嶋さんと隣席させていただくことができ、楽しい時間を過ごすことができました。
瀬戸内ジャムズガーデンさんは、山口県周防大島にて島で採れるフルーツでジャムを作られており、最近では島のレモンを使って、イタリア発祥のレモンのお酒「レモンチェッロ」(イタリアでは食後に飲むのですが、これがうまい!)なども生産されている方たちです。
いろいろな地域で活躍されている方たちと出会えることは本当に刺激になります。コロナ禍においては、光る活動をしている方たちと出会えるはずのこういった授賞式や祝賀会においてもなかなか面と向かってお話できないのは、本当に残念ですよね。
でも今回、こうやってたったお一人だけですがしっかりとお話できたことはとてもありがたい機会でした。
このような機会を設けてくださったJA全中(全国農業協同組合中央会)、NHK(日本放送協会)、ザ・プリンス パークタワー東京の皆さま、本当にありがとうございます。
コロナ禍が一段落(終了)して、来月からは海外から日本へもビザ無しで渡航ができるようになり、これからもより一層「日本茶を世界へ」広げてゆけるように尽力いたします。
この度は本当にありがとうございました。
この記事を書いたおぶぶメンバー-Author Profile
- シングルオリジンの荒茶(あらちゃ)の魅力、そして喜多をはじめ茶産地・和束に生き、茶に命をかける人々の情熱に感激し、おぶぶの立ち上げより参画。
まだ世界に知られていない、日本茶の魅力を世界に伝えるべく、文字どおり世界じゅうを駆けめぐる多忙な日々を送る。
おぶぶの伝道師。日本茶インストラクター第7期。1974年、奈良出身。
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