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ブレンドティーの作り方について byルーカス

皆さんはこれまでにお茶のブレンドを試したことがありますか?

このブログではインターン生ルーカスが教える、ブレンドティーのステップについて紹介します😊

お茶のブレンドは、お茶が好きな人だったらどんな人でも挑戦することができます。入り口は簡単そうに聞こえますが、それゆえに最も奥深い茶作りのひとつ、お茶に興味がある人なら1度でも作ってみたいと興味を持つトピックではないでしょうか。

ブレンドしたお茶は新たな世界へと連れ出してくれ、経験したことのない風味を生み出す可能性を秘めています。

ブレンディングはお茶を他の材料と混ぜるという単純な作業ですが、その唯一の欠点は信じられないほど複雑で難しいということです。


本題の前に、少しそのあたりの疑問を解消したいと思います!

最初にブレンドとミキシング・フレーバーという多2つのテーマを、このブログ記事一本で説明するのは不可能です。歴史も知識も膨大過ぎで、なかなか1つでブログで説明するのは難しい🤨。。

私が今回紹介するのは、ブレンドティーを作るための一つの方法を提供することです。このトピックへの道を見つける手助けになればと思うし、何よりも重要なのは、これを読んでいるあなたがもしお茶のブレンドに挑戦したいと思っているなら、今始めることをお勧めします!

大事なことはそのお茶の味を理解することと、ブレンドすることや組み合わせる材料に抵抗があったとしても、自分を信じて行動してほしいです。

もっと大事なこと、このブログを読んでいるあなたは一人ではありませんよ!このブログを書いているルーカスがついてます!

このブログでは、お茶のブレンドの世界を話すだけでなく、味について、そしてお茶の新しい楽しみ方についてお教えします!難しいことを冒頭で話しましたが、一緒に一番最初から始めましょう!

これはおぶぶのブレンド茶のひとつ、煎茶と桜の花をブレンドした桜煎茶です!


ブレンド茶とは?


お茶のブレンドとは、簡単に説明するとそこにあるお茶に他の材料を混ぜることです。

例えばハーブ、花、果物…あるいは他のお茶などです!

お茶をブレンドする理由は千差万別ですが、日本でも世界でもお茶業界で最も一般的な理由は味の一貫性です。

日本で最も一般的なブレンド方法は、お茶と他のお茶をブレンドすることです。

お茶は自然の産物であり、それぞれの畑で収穫したお茶の味が全く同じにすることは難しいです。

なのでお茶の卸屋は通常、買い手にブランドイメージに一貫した味を提供するために、異なる産地・品種のお茶を組み合わせてそのブランドの味のイメージを保っています。日本ではこれを「しあげ茶」といい、ブレンドされていないものを「荒茶」と呼びます。

アールグレイやイングリッシュブレックファーストなど、有名な紅茶のいくつかはブレンドされています。

おぶぶの荒茶の一例。葉の葉脈や茎も見えます!

もちろん、お茶のことを少し知っている人ならアールグレイは、ただ違う種類の紅茶を混ぜればできるわけではないことを知っていると思います。

アールグレイの場合、茶と茶以外の材料を混ぜるという、もうひとつのブレンド方法があります。

イギリス人が大好きな紅茶の場合、それはベルガモットの皮という1つの材料をブレントしていたり、マサラチャイのように10種類以上の材料を含む有名なブレンド茶もあります。

お茶や紅茶と他の材料を組み合わせるという習慣は、茶そのものと同じくらい古くから歴史があるもので、どの文化圏でもお茶のブレンドに独自の工夫を凝らしています。

茶葉を一切使わないハーブ・ブレンドから、本物の茶葉に他の材料をブレンドしたものまでさまざまです。

この記事では、カメリア・シネンシスという茶の木から採れる茶葉をベースにしてブレンドを進めていきたいと思います。このように膨大なトピックを絞り込むことで、皆さんがとっつきにくい壁を乗り越える手助けになれば幸いです。

というわけで導入はこの辺にして、このトピックを最初から組み立てていこう!

紅茶のブレンドの「何を」「なぜ」「どのように」するのか、それらを一緒に確認しながら自分だけの紅茶を作って淹れてみよう!

注意⚠️安全のために

  • 十分に乾燥した材料を使用すること。水分が5%以下の材料だけが保存が効く。乾燥した材料を購入するか、材料を十分に乾燥させてからブレンドする。
  • ブレンドにスパイスやハーブなど、あまり馴染みや知識のない材料を使わないこと。中には、煎じると毒になったり、アレルギー反応を引き起こしたり、健康を害するものもあります。ブレンドに使用する前によく必ず事前に調べてください。
  • ブレンド茶葉は密閉容器に入れ、湿気のない状態で保管してください。
  • エッセンシャルオイルや、あなたや他の人がアレルギーを起こす可能性のあるものには特に注意してください。

ステップ1 : 実際に必要な道具は?

ほとんどのものはすでに台所のどこかにあるはずです!

まず、お茶を混ぜたり保存したりするための瓶やボール、お茶を淹れるためのポット、そして計りとノートもあるととても便利なので用意しておきましょう。おいしいお茶をひとつひとつ記録していくのにとても重要なポイントです。

これだけあれば十分です!次のステップへ!

ステップ2 : なぜかブレンドをしたいのか?


さて、道具が揃ったところで実際にブレンドに取りかかりましょう!

世の中にはたくさんのお茶があるので、まずは実際にどんなお茶を作りたいのか?このブログでは基本べースとしてどんなお茶を使いたいのか?を考えていきましょう。

この場合、自問自答するのに良い質問は: 『なぜブレンドしたいのか?リラックスするものを作りたいのか?病気に効くものを作りたいのか?それとも単に遊び心で美味しいものを作りたいのか?』

この疑問を自分に投げかけるだけで、材料を選ぶ選択がぐっと絞られてきます!

例えば、あるハーブが腰痛に効くことを知っていて、それを茶葉と組み合わせてもっとおいしくしたいと思うかもしれない。好きなお茶があって他の味と組み合わせて、どうなるか気になり試してみたいと思うかもしれない。

いずれにせよ、何を作りたいのか大まかな基準を決めておくと、お茶作りにとても役に立ちます☺️

そして自分の好きなもの味・香り、ブレンドに求めるものを把握すれば、自分で作るお茶のおいしさへの道筋が見えてきます。

ブレンドのベースを選んだ後はどうするのでしょうか?あのハーブやこのお茶には何が合うのか、どうやって進めていけばいいのでしょうか?

紅茶の実験 – これは手摘みした茶葉と茶花を一緒に製茶したお茶です!

ステップ3 : どのように?

一般的に、ブレンド茶の材料を4つのカテゴリーに分けることができます

ベース、サポート、アクセント、ビジュアルです。

ベースとは、単にあなたが選んだ茶葉のことで、サポートとは、その茶葉本来の風味をさらに高めようとするもうひとつの主成分のことです。アクセントは、ブレンドをポップにし、ベースとサポートのペアリングを打ち破るものです。これは通常、スパイスやフルーツのような、非常に特徴的な風味を持つものです。

最後にビジュアルですが、これは必ずしもブレンドのフレーバーを変えるものではありませんが、完成品の見た目をより魅力的にしてくれます!例えば、花のつぼみなどを使うと、カップに多くの色をもたらしてくれます。ですが味の面ではあまり大きな変化はない場もあります。

この4つが、あなたの選んだ材料にここのカテゴリーに分類されているかもしれません。

もちろん、これがブレンドについて考える唯一の方法というわけではありませんが、アイデアにもう少しアクセントを持たせるのにとても役立ちます。とはいえ、フレーバーのジャングルに迷い込んでしまったとしても、心配する必要はないですよ。

今話したような役割を実際に果たせるのはどんな材料なのか、さらに詳しく調べてみましょう!

私たちの目的では、味のベースはもちろん茶葉を使ったお茶ですが、これから話す4種類の材料はさっき紹介したカテゴリーの役割も果たすことができます。

ブレンド・ティーによく使われるのは、フルーツ、ハーブ、スパイス、花です。

ドライベリーや柑橘類、リンゴのかけらなどのフルーツは、ブレンドに自然な甘みと酸味をもたらします。ミントやレモングラスのようなハーブは、お茶に多くの健康効果と自然の草のような香りをもたらします。シナモン、ジンジャー、クローブなどのスパイスは、紅茶に強烈なパンチと風味を与えてくれ、反対に、桜、バラ、ラベンダーなどの花は、紅茶にとても繊細で柔らかな香りをもたらします。

これらが実際にどのような成分があって、どんなが役割があるのか?を考える時にはとても役立ちます。

さて、ブレンド茶の成分とその役割についてはお分かりいただけたと思いますが、何がどのような役割に当てはまるのか、どうやって見分ければいいのでしょうか?

ステップ2でお答えした、お茶をブレンドしたい理由についての質問に答えていただければ、すでに大まかな風味のプロフィールはイメージできているはずです。

また、気分や季節をイメージすることもとてもいいかもしれません。

ナッツ風味で秋の紅茶にしたいですか?その場合、紅茶のような濃い色の紅茶とシナモンのような温かみのあるスパイスを使うのがいいかもしれません。

春のような軽やかな香りを楽しみたいのであれば、緑茶に季節の花を添えてみてはいかがでしょう。

ブレンドの最初のアイデアから、しっくりくるものを選ぶだけで季節も楽しむことができます。時間をかけてじっくり考え、作りたいもののイメージが固まったら、またこの記事を読みに戻ってきてください!

秋にぴったりのフレッシュミントとほうじ茶をミックスしてみました!

ステップ4 : お茶を入れましょう


道具の準備はできましたか?

材料は全部揃いましたか?

それでは、ブレンドしましょう!

最初は、特にまだ経験の浅い人は、すべてのブレンドがうまくいかないかもしれませんが、それでいいのです!完璧である必要はなく、自分の好きなフレーバーで遊びながら、何がうまくいき、何がそうでないかを試してみてください!

まずは少量、ティースプーン1~2杯程度のお茶や材料からブレンドするのをお勧めします🥄🍵

まず、ティースプーン1~2杯のベースとなるお茶とその他の材料を3:1くらいの割合で混ぜます。次に正確な重量と使用した材料をノートに記録し、今後の参考にしましょう。その後少しづつ配分を変えていきます。3:0.5にしてみて飲み比べをしたり、ビジュアルをベースに対して3:0.25の割合で加えることもできます。

ブレンドしたお茶を淹れ飲んだらたら、そのあとは必ずノートに味の感想を書いてください。このステップを好きなだけ繰り返すことで好みの味や配分に近づいていいけます。

どうでしょう、気に入りましたか?

思ったような結果になりましたか?

他のものを試してみたり、ブレンドを改良してみたり、作ったブレンドティーが気に入ったら何度も淹れてみたりしてみてくださいね。

長々と書いてきましたが、これが私流のブレンドティーの作り方です!

このように、ブレンドの実際のプロセスはそれほど難しいものではなく、忍耐と、何がうまくいって何がうまくいかないかを覚えておくための適切な記録が必要なだけなのです!

基本的なことを知り、最初のブレンドを作ったあとは、探究心と実際に試してみる。これがすべてです。

ここで紹介した比率からあなた好みの配分で試し、好きな材料を入れ楽しみ、何がうまくいき、何がうまくいかないかを見極め、そして何よりも大切なのは、一人でも、好きな人とでも、お茶の時間を楽しむことです!

それでは、いいブレンドティーの旅を!

新しいアイディアがあればぜひ教えてくださいね😊

ありがとうございました!

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このブログで紹介した、おぶぶのブレンドティー桜煎茶を飲んでみたい方は画像をクリックしてください🌸

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