おぶぶについて

オリジナルのウーロン茶を作ってみよう! by Nathan

初めまして!インターン生のネイサンです!

今回、手摘みで収穫した茶葉を使ってウーロン茶を自分で作ってみましたので、そのことについてブログを書きました。

手摘み茶と耳にすると、一見敷居が高いように感じます。

特に和束では、手摘み・手もみ茶は日本で最も高価な煎茶とされていて、茶葉を揉んで最高品質のお茶を製茶ができる人はほんの一握りの職人だけとされています。

しかし!ラッキーなことに、おぶぶでは自分で手摘み茶を作ることができます!

まあ、自分で作ったお茶が美味しいかどうかは別問題なのですが、、お茶を作る過程を通して、自分の思い描いた製茶方法を試してみる機会を存分に楽しみたいと思います。

今回、私が作ったお茶はウーロン茶です!

ウーロン茶はとても奥深く、一般的に製茶の際に酸化度が20%から80%のものがウーロン茶とされています。

酸化の度合いが軽いウーロン茶は花の香りが強く、酸化の度合いが濃いウーロン茶は大地のエネルギーを感じる深い香りが強く出ます。

ウーロンを作るために、私はまず茶葉を摘みに行きました。

茶葉を摘むときは、1芯2葉の茶葉を摘むことが一般的ですが、ウーロン茶の場合は、3葉、4葉目でも摘んでも大丈夫です!

それはウーロン茶は葉の新鮮さよりも、製茶の過程でどのくらい酸化をすることが味の多くの部分を占めるからです。

収穫した葉は、天日干しし萎凋させました。

こうすることで茶葉にストレスがかかり、茶葉の内部でウーロン茶の香りを生み出す反応が起きます。

次のステップは茶葉を揉むこと。

小さなカゴに茶葉を放り込んで優しく揉むことで酸化が進んでいきます。

少し揉むと葉の外側の縁が茶色くなり、葉の芯は緑色のままになります。

これがウーロン茶のポイントです!

もし葉全体が茶色くなっていれば、発酵が進み過ぎてしまい紅茶になってします。

次に酸化を止めていきます。

酸化を止めるには、熱を加えることが効果的です。

日本茶の場合は製茶の一番最初に茶葉を蒸し、殺青を行い酸化を止めます。

今回のウーロン茶の場合は、フライパンで炒って酸化を止めました。

次にまた茶葉を揉んでいきます。

今度は、力を加えて揉みながら転がしていき、茶葉の細胞を内側から壊し、香りを出していきます。

揉む機械がないので、布で茶葉くるみ、ボール状になるように転がしていきました。

最後は乾燥です!

乾燥機で乾燥させるのと同じように、オーブン(約96℃)で乾燥させました。

しっかりと乾燥をさせることで葉は長期間の保存が効くようになり、私のお茶をどのタイミングでもみんなと共有することができるようになりました^^!

完成!

ウーロン茶を作るにはいくつかの工程がありましたが、そこまで難しいものではなかったように思います。

最終的には、花のような軽やかな香りのウーロン茶を作ることができました!

インターン生たちの印象的な感想は、

そこまで悪くない味(笑)

ちょっと後味が渋いけど、全体的には良い!

これなら2煎目も飲める

などなど^^

今回ネイサンが作った、オリジナルウーロン茶はご自宅でも簡単に作ることができます!

おぶぶでは珍しい生茶葉の販売を行っておりますので、夏休みの自由研究のテーマにしてみたり、オリジナルのウーロン茶や和紅茶などを作ってみてはいかがでしょうか☺️

発酵の仕方や揉み方一つで香りや味わいが変わっていきますので、何人かで作り飲み比べをしてみても楽しいかもしれません!

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