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急須の製作見学へ 〜常滑市〜

先日、愛知県常滑市のやきもの散歩道にある、
器と暮らしの道具を扱うお店 morrinaさんを訪ねました。

スタッフやインターン生も常滑は大好きな街です。

夏や秋に、また大きな陶器市に何度も訪れています。

そして今回はモリーナさんの紹介で特別に常滑焼・伝統工芸士でもある玉龍窯の梅原さんの工房に伺いました。

写真を撮らせてもらったり、また色々な質問にもお答え頂きました。

ー常滑焼とはー

日本六古窯とされている、常滑・信楽・備前・丹波・越前・瀬戸の中で最古級の歴史を持つ常滑焼。

愛知県常滑市で初めて誕生したことをきっかけに、古くから伝統的に作られてきた焼き物になります。知多半島の丘陵地で始まった常滑焼は平安期より続く歴史ある産地で主に壺や甕、山茶碗といった暮らしの為のものを作り続けてきました。その後、生活雑器から急須、土管やタイルなどの工業製品、時代と共に様々な技法が伝えられ、今現在シンプルで生活に馴染みやすい器が数多く作られています。

最近は海藻の藻を器にかけて焼く「藻がけ」という技術を使って模様を出す急須も大変人気です。これも海に近い場所にある産地ならではの特徴ですね。

今回は特別にロクロ体験をさせて頂くことができました。

まずはロクロの真ん中に土を置いて、中心を定めます。

まずこの作業から難しく、土がぐるぐる回り中心が決まりません。

梅原さんからは、作るものを想像して取りかからないと形にはならないよ、ということでした。

本当におっしゃる通りでした。

次に器の本体を作ります。出来るだけ薄くしたいと思っていても、すぐにぐにゃっと曲がってしまいます。。梅原さんにたくさん助けてもらい、なんとかみんな形になりました。

60年以上もの間、制作することに集中して不作を出さないと努力されてきた事が十二分に伝わりました。

今回は常滑焼morrinaの杉江様に繋いで頂き、大変有意義な時間となりました。

梅原様、ご家族の皆様、杉江様、ありがとうございます。

🟢常滑焼販売店|morrina モリーナ様

自分の好みの器に出会えた時のワクワク感、その器によって暮らしの中での

ゆったり時間が増えること、そのような目に見えない価値を大切に、素敵な常滑焼の器を

販売されています。

ぜひ一度足をお運びください。

https://www.instagram.com/morrina_tokoname/

https://www.facebook.com/pages/morrina/288742507869878

この記事を書いたおぶぶメンバー-Author Profile

竹内加代
竹内加代
和束の茶畑の風景に惹かれ、2000年家族で和束に移住。子育ても一段落した2007年おもてなしチーフとして、おぶぶスタッフとなる。現在、千名近い茶畑オーナーさまのおもてなしをはじめ、国内やアジア地域の卸販売も担当。おぶぶの癒し系?笑
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和束の茶畑の風景に惹かれ、2000年家族で和束に移住。子育ても一段落した2007年おもてなしチーフとして、おぶぶスタッフとなる。現在、千名近い茶畑オーナーさまのおもてなしをはじめ、国内やアジア地域の卸販売も担当。おぶぶの癒し系?笑