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おぶぶのお茶で色々な国のクリスマスお菓子作り by Clover

 

こんにちは!インターン生のクローバー(#185)です!

このプロジェクトを始めようと思ったきっかけは、日本茶とクリスマスデザートを組み合わせるアイディアを思いついたからです!もっとクリスマスの雰囲気を盛り上げてくれ、ホリデー感を楽しむ新しい方法を提案したいです。

味覚には特別な瞬間を思い起こさせる力があると私はいつも信じていて、クリスマスの心安らぐ味わいと日本茶の繊細な香りをブレンドすることで、心と五感の両方を温めるものを作りたいと思います。

このプロジェクトをより意味のあるものにするために、私はおぶぶの素晴らしいアシスタント・マネージャーたちの母国の伝統的なクリスマスデザートを作ることにしました。みんな家族と離れて1年を過ごすので、このお菓子を通して故郷の味を楽しんでもらいと思いました。

慣れ親しんだ味と香りが、みんなの大切なクリスマスの思い出を思い出させ、遠く離れていても、今年のクリスマスを少し暖かく感じさせてくれることを思い作ります。そしてこれは、みんながいつも私たちに尽くしてくれているしてくれるすべてのことに感謝をするささやかな機会でもあります。

私はそれぞれ家で食べるお気に入りのクリスマスデザートを尋ね、ケーキの味とお茶のペアリングについてアイデアを練りました。みんなと話し合い、色々調べた結果、4種類のクリスマスデザートとお茶のペアリングを作りたいと思いました。レシピはほとんどがネットで見つけたものですが、少しオリジナルに調整して作っています。

 

 

1:ラトビア ペッパークッキー with ほうじ茶パウダー🇱🇻

ラトビアのペッパークッキー(Piparkūkas)は、シナモン、クローブ、カルダモン、黒胡椒などの温かみのあるスパイスのブレンドで知られる伝統的なクリスマスのお菓子です。クッキーの温かく心地よい風味は、ほうじ茶パウダーのローストしたナッツの香りと完璧にマッチすると思いました!ラトビア出身の新アシスタントマネージャー、カトリーナにとってこの温かみのあるペッパークッキーは大切な思い出です。

カトリーナ「時々、家族で作ったり、友達と一緒に作ったりして、とても楽しかった」カトリーナはそんな思い出を教えてくれました。私と一緒にクッキー生地を丸め、面白い形のクッキー型で作りました。

クッキーが焼きあがって冷めると、彼女はクッキー・モンスターに変身してしまい、ガツガツ食べ始めました笑 

私は写真撮影のためにクッキーを残しとかなくちゃいけなかったのですが、彼女が少女のようにくすくす笑いながら、もっと食べたいと言うのを見るのは本当に楽しかったです。「味も本格的だし、ほうじ茶もおいしい!」と言ってくれて、とても喜んでくれました。

 

 

  

 

2:スペイン風フラン with 玄米茶パウダー🇪🇸

 

スペインのフランは、クリーミーで滑らかな食感と濃厚なキャラメルの風味で有名なクラシックなデザート。卵、牛乳、砂糖といったシンプルな材料で作られるフランは、時代を超えて愛されているデザートです。私は今回、玄米茶パウダーを使ってフランの繊細な甘みと玄米茶の香ばしい味わいをバランスよく組み合わせてみようと思いました。

サラ・マクダニエル(愛称マック)は、アメリカのアリゾナ州出身。彼女は祖父母を訪ね、スペインの家庭料理を楽しんだ子供の頃の思い出を話してくれました。中でも彼女のお気に入りはフラン!「これ、すごくおいしいわ……!完璧!」と、いつも褒め言葉を惜しまないマックは、私が型から上手に取り出したフランを見て驚きました。玄米茶パウダーを入れたオリジナルの味を試した後、彼女は「本当に家庭の味」と言ってくれました。玄米のトースト風味がクリーミーなデザートにバランスよく爽やかさを添えていて、際立っていたと思います。

 

3:イタリアンパンペパト with 和紅茶パウダー🇮🇹

 

パンペパトは、「胡椒をかけたパン」という意味の、イタリア中部発祥の伝統的なスパイスケーキで、ホリデーシーズンに特に人気があります。中にはナッツ、ドライフルーツ、ココア、そして体を温めるスパイスがミックスされ、濃厚でリッチな味わいが特徴。マルチェロは、このデザートについて私に話し続け、家庭での秘伝のレシピも教えてくれました。でも私は和紅茶パウダーの甘く丸い風味をブレンドしてみたかったので、マルチェロのレシピとはちょっと違う方法で作りました笑

焼くこと1時間、乾燥させること2日、溶かしたチョコレートを3層にわけてかけた後、初めてのパンペパトの出来上がり!仕上がりはまるで岩のよう笑

私:「こんなに硬いものなの?」 突いてみる

マルチェロ:「そうだよ^^」

よし、食通で料理好きのイタリア人を信じよう!このデザートの作り方は比較的簡単でしたが、一番難しかった(文字通り)のは、完成したケーキを薄く切ること。マルチェロがカットしてくれて、私は無事フルーティーなスパイスケーキをおぶぶのメンバーとシェアすることができました。

和紅茶の味が本当にした!ちょっと入れすぎたかな〜?でも、和紅茶のほろ苦さがダークチョコレートとうまく調和していました。合わせるお茶は、おぶぶのつぐみ茎茶深煎りほうじ茶と一緒に、ティータイムのおやつとして食べるのもいいかも(ロッキングチェアで古典的な本を読みながら)!

 

4:ビュッシュ・ド・ノエル、和紅茶ホイップクリームとマロンを入れて🇫🇷

 

ブッシュ・ド・ノエル(ユール・ログ)は、クリスマスシーズンに伝統的に供されるフランスの伝統的なデザート。丸太のように丸めたスポンジケーキにクリームを詰め、チョコレートでコーティングし粉砂糖で 「雪 」のように飾るのが一般的なケーキです。北フランス出身のアリックスは、フランスのクリスマスデザートを聞かれたとき、すぐに「ビュッシュ・ド・ノエルがいい!」と迷いなく言いました。フランス人にとって、このデザートがいかにクリスマスの代名詞であるのかよく分かります。

このレシピでは、生クリームに和紅茶パウダーをほんの少し加えるだけで、ケーキの他の構成要素はレシピのまま。たまには、和紅茶の風味は控えめな方がいいかな〜と思いました。お菓子作りは、オーケストラのヴィオラやコントラバスが、主旋律よりも伴奏であるのとよく似ている気がします。互いに主張し合うのではなく、調和とバランスを保ちながら仕事をすることが大切と感じます。

このケーキは、試食した人たち全員からたくさんの美味しい!をいただき、大好評でした。メルシ〜!

 

 

味の組み合わせやブレンドは、バランスが重要です。

人と同じように、それぞれに特徴や欠点があり、適切な量の異なる要素のバランスが不可欠です。味が希望通りに完璧に調和することもあれば、より良い味を引き出すためには調整や妥協が必要になることもあります。いずれにせよ、創作の過程は常に楽しむべき旅のようなもの!これからも茶葉やパウダーを使い、お茶を使ったお菓子作りを試してみたい、そう思える体験でした。

特にアシスタントマネージャー(カトリーナ、マック、マルチェロ、アリックス)は、故郷を思い出すような味を楽しんでくれました。みんなの感想を聞かせていただき、ありがとうございました!純粋に嬉しい喜びを感じることができたことは、私にとっても大きな意味があったプロジェクトとなりました。

 

本当にありがとう。

私が味わったささやかな喜びを、そして皆のために。

メリークリスマス!

クローバー

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miwako