アメリカ農務省(USDA)
ハワイ島ボルケーノ・リサーチセンター
この日は、ハワイ島ボルケーノにあるアメリカ農務省(USDA)の試験場にある茶畑を視察させていただきました。
このボルケーノ試験場にある茶畑は、1990年代に開かれ、Zee博士などが中心になって、研究を進め、ハワイ島での茶作りの可能性を示唆した場所でもあります。
キラウェア火山に近いボルケーノ試験場
ハワイ島は、標高0mからマウナケア、マウナロア山ろくの4000mに至るまで、標高差がある島です。
また島の西側か東側かで、降水量が大きく異なります。
そのような島であるため、Zee博士は、標高の異なる3箇所に茶畑を作り、標高による育成の差を調査しました。
茶畑を前にZee博士と。
その結果、標高1000mを超えるボルケーノ地域では、病害虫の被害が少なく、茶の栽培に適していることを見出したのです。
Zee博士の専門は、ハワイの熱帯気候でどのような動植物の育成の可能性があるか?ということを調査することです。
Zee博士が研究する
ハワイ原産のオヘアベリー
ですので、茶に限らず、現在では、オヘア・ベリーというハワイ原産の木の実の育成にも力を入れています。
ボルケーノリサーチセンターの茶畑は、育成以来10年以上がたち、非常に良好に育っていました。
ハワイでの茶作りは、標高がある程度ある、雨の多いヒロサイドでは、十分に可能であるということを確認することができました。
本当にありがとうございました!!
左から、エバさん、松本、Zee博士、美里さん
貴重な時間を割いてくださったZee博士、アテンドしてくださった美里さん、エバさん、ありがとうございました!!
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