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【茶会】茶畑オーナー豊田さんの邸宅にてお茶会


おぶぶのお茶のちがいを説明するあっきー

この日は、茶畑オーナーであり、コロンバスにて僕たちのホストファミリーになって下さっている豊田さんの邸宅にて、お茶会を開催しました。

豊田さんのおうちでのお茶会は、今回で四年目。


2009年秋、茶畑オーナー芳名板除幕式にて。

お茶を飲んでいただきながら、世界のお茶農家ネットワークをこれから構築していくこと、京都和束町ではまちおこしを目指すことなどなど、おぶぶの未来像をたくさんのお話をさせていただきました。

そして本日お集まりくださった方全員が、お帰りの際にはなんと茶畑オーナー様に。。。


オハイオ州コロンバスは、ホンダの北米拠点工場があり、
日本人技術者も多く住む町。

四年前、コロンバスがアメリカのどこにあるのかも知らずにこの地を踏んだころを思い出すと、まさか今日のような日が来るとは思ってもいませんでした。

コロンバスは、アメリカの中では決して大都市ではありませんが、小さな田舎町でもありません。全米最大のオハイオステーツ大学があり、ホンダの北米の拠点工場があることから、ハイソサイエティな日本の方がこの地には住んでいるのです。



お茶を淹れるようす

このような方たちの中には、アメリカの地で販売されているお茶に満足できないので、一番僕たちのお茶を求めてくださっているといえます。

今回のツアーで実現したかったことのひとつに、そのむかし日本から移民で海外に渡った人々やその末裔である2世や3世の方々に僕たちの育てたお茶を届けたいというものがありました。

しかし実際に飲んでいただいて分かったことは、そういう方々にとっては、日本茶は、もはや異国の飲み物になっているということだったのです。

とてもショックでしたが、日本茶をはじめとした食文化というものは、「どんな環境で育ったのか?」ということが一番強い影響を与え、それは変化し続けるものだということを目の当たりにしました。(当たり前の話ですが。)



ほうじ茶とデモ用の茶道具

僕たちのミッションである「日本茶を世界へ」という言葉が指す世界は、二つあると思います。一つ目の世界は、「日本茶の魅力をまだ知らない世界中の大多数の人々の世界」、そしてもう一つが、「日本茶の魅力をすでに知っている、たとえば海外にて奮闘する日本人の方々の世界」という、この2つです。

ここコロンバスの地には、2つ目の世界があります。この世界は、一つ目の世界から比べたら、圧倒的に小さなコミュニティかもしれません。しかし僕たちにとってはとても大事なコミュニティですし、海外にいるからこそ、日本のよきものを強く感じてもらえるというのも事実です。



今年も外は雪。(東部では100年ぶりの大雪だとか。)

という感じで、世界のほかの場所にもきっとここコロンバスのように日本のモノを渇望する場所があると思います。

そのような場所にきめ細かく、日本茶をお届けすることも僕たちの使命であると感じております。

少し話が横道にそれてしまいましたが、また来年以降もコロンバスの地を訪問させていただけたらなと思っております。

この日のお茶会に集まってくださった皆様、
今回のお茶会の開催してくださり、そして4年前、
ここコロンバスへの訪問のきっかけを与えてくださった豊田さん、

本当にありがとうございました!!

また来年お会いできたら、うれしいです。



本日は、ありがとうございました!!今後の進化をぜひ見守ってください。

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