2011年3月17日(木)、和束中学校の生徒のみんなと「茶苗の植林体験」を行いました。
今回は東北地方太平洋沖地震直後の苗木植林ということで、『生命の尊さ』をテーマに行いました。
苗木植林を通して、新たな生命を芽吹かせること、そしてそれを大切に育んでいくことを噛みしめながら取り組みました。
高校がない和束町では、中学を卒業すると全員が町外の高校に通うことになります。
和束町で過ごす生活がいったん区切りとなる前の中学時代に、自分の町を深く知ってもらえる良い機会になったと思います。
みんな心を込めて苗木の植林をしてくれました。
▼プレスリリース
「成人式には、自分が植えた茶樹の茶で門出を」
みんなてきぱきとやってくれたので、想像していたより圧倒的に早く、1人10本の苗をあっという間に植え終わりました!そのため、畑にごろごろ転がっている石を拾う作業もしてもらいました。
この苗が、これからすくすくと成長して、5年後にははじめての収穫ができるようになります。
5年後、今日植えてくれたみんなは、ちょうど成人式を迎えます。
その成人式の場で、今日植えたお茶の木から採れた最初のお茶をプレゼントする予定です。
それぞれの人生を歩んでいるみんなが、今日の日のことを思い出し、日本最高級宇治茶産地である誇るべき地元和束町に思いをはせてくれたらと思います。
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