いとおしそうに苗を見つめる和田さん
この日は、京都・和束(わづか)で自然農を実践されている、和田さんの田んぼで田植え体験に参加させていただきました。
和田さんは、もともと和束のご出身。
20年ほど、農業高校で教鞭をとられたのち、和束に戻られ、現在、お茶やお米などを自然農で作ってらっしゃいます。
参加者の皆さん
▼自然農について
自然農の実践者:和田さん
この日は、5月に籾おろし(苗床に籾を植える作業)した、苗が苗床で十分に育ったものを田んぼに植えていきました。(つまり田植えですね。(笑))
自然農の大きな特徴の一つに田んぼを耕さないというものがあります。
自然に生える草はそのままにしてあるので、通常の田んぼとはかなりちがった見た目。^^;
これが自然農の田んぼ
女性はもちろんほっかむりスタイル。(笑)
さあ、いよいよ作業開始。
まずは苗床から、苗を取り分けます。
苗床にワンちゃんが飛び込んだ!
苗床にいち早く飛び込んだのは、参加者の方のワンちゃん。
泥んこもおかまいなしです。
苗床から取り分けた稲の苗
苗床から取り出した苗は、持ち運びやすいように箱に移します。
生後1ヶ月あまりの苗はまだ小さい。
そして、その苗を一本ずつ、田に植えていきます。
ここが自然農のポイントの2つ目。
稲というのは、1本の苗からどんどん分割して増えます。(通常でも1本の苗が10本位に増えます。)
どれが苗だか分かりませんね。
自然農の場合、通常の田んぼに比べて、分割に勢いがあり、たくさん分割します。
なので、1本ずつ植えていくんだそうです。
みんなで植えてくとけっこう早い
苗一本ずつを手で植えていきます。
手前は自然農で作ったほうじ茶。やさしい味でした。
お昼には、和田さんの奥様のりこさんお手製のおにぎりに舌鼓。
あらかた植え終わった田んぼ
秋にはこの田んぼから、たくさんの収穫ができるはず。
和田さん、奥様ののりこさん、そしてご参加の皆さま、楽しい体験をありがとうございました!!
この記事を書いたおぶぶメンバー-Author Profile
このおぶぶメンバーの他の記事-Latest entries
おぶぶについて2022.08.15茶畑でカマキリ発見!~春夏編~ おぶぶについて2022.08.08おぶぶ茶苑のボランティアに参加しました! 平安女学院さんとコラボ作品集2021.07.30おぶぶWalker by 平安女学院大学の女子大生ボランティア おぶぶについて2020.11.11【活動報告】おぶぶスタッフもえちゃんの共同研究が本の一章として採択され出版されました!