農薬や化学肥料について
僕たちの作った、おぶぶのお茶は、有機JAS認証を受けた有機無農薬栽培のお茶ではありません。
僕たち京都おぶぶ茶苑は、約10年前まで、
有機JAS認証を受け、有機無農薬栽培に取り組んでいました。
しかし、現在は、有機JAS認証を受けておりません。
なぜ、有機JAS認証をやめたのか?
理由はいくつかありますが、大きな理由は3つあります。
ひとつめは、
有機JAS認証を受けなくても、自らが行動することで皆さまの信頼は勝ち取れるのではないか?と考えたからです。
皆さまに安心していただける情報を自分たちの手でお届けし、そしてご納得いただけるお茶を作る、この基本を守り、インターネットというツールを使えば、有機JAS認証を受けなくてもよいのではないかと僕たちは考えています。
ふたつめが、
有機JAS規格では、納得のいく品質のお茶を作ることができないからです。
有機JAS規格は、非常に考えぬかれた厳格な規格ではありますが、
やはり矛盾も抱えています。有機JAS認証を受けるために、
品質をないがしろにしなければならない部分も出てきてしまいます。
そしてみっつめが、
有機JAS認証を受けるには、申請費用・検査費用、書類作成・管理のための事務処理費用など、
お茶の品質以外の部分で、多額の費用がかかることです。
申請・検査などは、書類による部分がたくさんあり、実際の農作業や品質以外で、多額の費用が発生します。その費用は最終的にいったい誰が負担するのか?結局は、お飲みいただく皆さまに負担していただく以外ほかありません。
以上3つの理由により、有機JAS認証を、僕たちは取得しておりません。
そして現在は、独自農法でエコファーマーの認定を受けています。
現在では、有機JAS認証の取得はやめ、自分たち独自の農法、基準により、安全と品質を確保し、皆さまにご納得いただけるお茶をお届けしております。
そして、僕たちの生産方式および、生産者としての僕たち自身は、農林水産省が認証するエコファーマーの資格を取得し、また、おぶぶのお茶は、特別栽培農産物です。
※エコファーマーとは?
農林水産省が定めた、持続性の高い農業生産方式を推進する生産者を認定する制度
※特別栽培農産物とは?
土づくりなど生産の原則に基づくとともに、栽培期間中において化学合成農薬と化学肥料の双方を慣行の50%以上減らして栽培された農産物のこと。(実際、おぶぶのお茶は、特別栽培農産物の認定基準より、大幅に低農薬・低化学肥料で作っております。)
有機JAS認証をやめて、エコファーマーと特別栽培農産物に切り替えた理由は、以下の2つです。
・商品の品質以外にかかるムダな経費を抑えるため。
・安心・安全なお茶をみなさまに飲んでもらうためにできることは、有機栽培である以上にもっとほかにある。
この2つの理由により、現在、僕たち独自の農法・基準でおぶぶのお茶を生産し、皆さまにお届けしております。
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